技術は使いようによっては、いい方向にも悪い方向にも行くわけで。
ウクライナ問題、情報戦としても加熱しています。IT軍を編成、なんてニュースもありました。
ディープフェイクと戦争
ディープフェイクというのは、映像をAIを使って作る技術のことです。
写真を喋らせたり、動画の顔を違う人にできたりもできます。
3年前にブログでも紹介したことがあります。
非常に興味深い技術でもありますが、使い方によっては怖い技術です。
フェイクニュースをいくらでも作り出すことができてしまいますからね。
文字だけのフェイクニュース以上に、動画まであると信憑性も高まります。
選挙では当選を左右させるニュースになるかもしれないし、テロや戦争にだって使われる可能性があります。
実は、今回ゼレンスキー大統領のフェイク動画が拡散し、話題になりました。
「降伏」呼び掛ける偽のゼレンスキー氏の動画 本物の動画と比較 – ライブドアニュース
こちら同じように、プーチン大統領のフェイク動画だって登場しても不思議ではありません。
アノニマスがロシアのテレビ局をハッキングしてプーチン大統領のフェイク動画を、なんてことで状況が一変するかもしれませんね。
フェイクをフェイクと見抜けるか
フェイクニュースという言葉がよく使われたのは、いつぞやのアメリカ大統領選挙あたりのころでしょうか。
インターネットでは誤情報も多く、それを見抜くのも一つのスキルとなっています。
しかし、こういったフェイクをどこまで見抜けるのか。
今回の動画はそこまで精度が高くなくフェイクとわかりますが、将来的にはどうでしょう。
ディープフェイクの技術は、潜在的にはかなりなものを持っているようにも思えます。