今日からいよいよ4月です。
春らしい気候にもなってきましたが、まだまだ肌寒い日も多いですね。
そして世界情勢は相変わらずあまりよくない、2022年の春。
円の価値が落ちる春
歴史的なスピードで円の価値が落ちていく中、エネルギーの高騰、世界的なインフレも続いています。
値上げ、しないはずはありません。
今はまだまだじわじわですが、このペースで行くと数年後にはもう悲惨な状態になっていそう。
そのうちこの値上げにも慣れ、いつかどうにかなるとみんな言いながらどうにもならないディストピアにならないことを祈りたいものです。
これは国の政策次第というところもありますが。
値上げの春に覚悟を
4月1日はやはりきりがいいタイミング。
多くのものが値上げします。残念ながらエイプリルフールではありません。
SONYなど大手メーカーは値上げを発表しています。
SONYは最大31%も値上げするとのこと。恐ろしい。
ソニー、デジタル一眼など値上げ 4月、3~31%:時事ドットコム
こちらは4月末ですが、鳥貴族も値上げです。
鳥貴族、値上げを発表 全品327円から350円均一に(ITmedia ビジネスオンライン) – Yahoo!ニュース
春はなにかと飲み会シーズンということで、4月1日からではないことに救われる大学生は多そうですね。
食品関係は小麦などダイレクトに影響を受けていますので、値上げはやむなしです。
ラーメン屋とか、値段上がるかもですね。
あとは首都高速道路や国内線の飛行機なんかも値上げするそうです。
値上げで解決しない問題
今回の値上げは、あくまで外的な要因によるものです。
本来であればインフレになり、賃金が上がり、というのが理想です。
しかしインフレになれど、賃金は上がりません。
これに円の価値が引き続き下がっていくことを考えると、日本の経済は八方塞がり状態です。
アベノミクスを批判する声もありますが、原因はそこだけではありません。
アベノミクスはある意味、日本経済に覚せい剤をぶち込み続けているようなものでした。
その間にきちんと構造改革、マインドの改革ができればよかったんですけど、大手企業がラリってしまっただけだったということです。
けっこう今の状態ってよくないと思うんですよね。ここでどんなミラクルの一手を打つことができるのでしょうか。