一部ではキエフのことをキーウとする動きはありました。
これについて、外務省は正式にキーウ にするということで決定しました。
これに伴い、今後は報道でもキエフのことを キーウ と呼ぶことになるのでしょう。
ウクライナ語とロシア語
今回の戦争で初めて知ったことですが、どうやらキエフというのはロシア語発音のようなんですね。
ウクライナ語ではキエフより キーウ の方が近いということだそうです。
ウクライナ首都の呼称を「キエフ」から「キーウ」に変更 ロシア語読みからウクライナ語読みに(ねとらぼ) – Yahoo!ニュース
ちなみに自分がキエフという地名を知ったのは、サッカーにダイナモキエフというチームがあるからです。
しかしこのダイナモキエフという言い方も古く、今ではディナモ・キエフと現地の発音に近い呼び方になっていますね。このチーム名も日本語での表記が変わることになるでしょう。
今回の名称変更に伴い、その他の地名も同様にウクライナ語発音での表記になるそうです。
例えばチェルノブイリはチョルノービリ。こちらはニュース読みコミュニティのメンバーさんが投稿してくれたニュースですが、すでに変わっています。
キーウにしてもそうですが、しばらくキエフといってしまいそう。
せめてブログはこちらの表記にゆっくりと変えていこうかなと思います。
てか、地図業者とか社会の教科書とか、対応が大変でしょうね。このあたりも順次変更されるのでしょうか。
現地発音と表記
サッカーが好きなのでサッカーネタばかりですが、サッカーだとこういった形で現地発音と表記についてたまに違いがあるケースがあります。
例えばスペインにマジョルカというチームがあります。要するにマジョルカ島のマジョルカです。
Mallorcaというスペルです。
これは現地発音はマヨルカです。実際に島の名前も、カタカナの場合はマヨルカ島としているみたいですね。
ですがサッカーだとマジョルカとするケースが多いです。
これは英語発音がマジョルカだからです。
必ずしも現地発音とカタカナが一致しているわけでもないわけですね。
ちなみにマジョルカの語源は大きいを意味するメジャーからきています。
日本とジャパン
現地読みと表記についてわかりやすい事例の一つが、日本とジャパンです。
これについてもニュース読みコミュニティのメンバーさんが投稿してくれました。
こういうの、語源を調べていくと面白いですよね。
いつかまたの機会に、日本とジャパンについては調べていきたいと思います。
ちなみにちまたでよく言われている日本の中国語読みリーベンの古い発音がジパング、それがジャパンに転じたという説は必ずしも正解じゃないっぽいです。
これは面白そう!