こちら先日ニュース読みコミュニティでも話題になったサイトです。
タイトルをつけると自動作曲してくれるもの。
なかなか面白いです。
自動作曲ちゃん
音楽的な知識は不要です。
タイトルをつければ、勝手に曲を作るというものです。
たとえばこちら。
うまく再生されているでしょうか。「あやめのマーチ」です。
どういうアルゴリズムなのでしょう。
同じ名前で何度かやっても同じ曲になりますので、やっぱり文字データをもとに何らかのアルゴリズムで生成されるのでしょうね。
自動作曲と彩雨
実は自分自身も昔から自動作曲には興味がありまして、大学でも和歌をメロディ化し自動作曲をするプログラムを作ったことがありました。
当時はデュシャンのようなアヴァンギャルドなアートが好きだったりしていた時期でもありました。音楽的にも思考的にも、なにか違う意味でトゲがあるような発想力がありました。
しかし当時はバンド活動の方にも傾倒していった時期でもあり、そういった視点での音楽への取り組みは減ってしまいました。どうしても商用音楽には、商用音楽の発想力が必要
現在はWEB3やNFTへの取り組みの中で、自分の中でそういった別視点での音楽活動への興味関心も高まっており、あの頃の発想力みたいなものをもう一度巻き戻したいなと思うようになっています。
京都で授業をやるようになり、アヤノ.メを始めるようになり、自分自身の考え方も少しずつ広がっていくようになりました。あの頃のトゲとは違う形かもしれませんが、一周回って異なるベクトルの音楽的発想力を考えるようにもなっています。
たぶんこういう取り組みって、今の時期だからこそできるような気もするんですよね。
これ10年前だったらあいつは何やってるんだと思われそうですが、今だとこうことやってるほうが彩雨っぽくないですか。
今は昔と違ってディープラーニングがかなり研究が進んでいますので、AIを活用した自動作曲がとても面白いです。
自分がNFTでやっている「CryptoAmbient」「KASUMI in the Rain」はそういったAIを使わず、旧世代のやり方での自動作曲です。
AIを活用する場合は多くの楽曲を分析し、それを学習した上で書き出すようなものです。
自分がやっているのは、自分の音楽的な手癖や発想力をベースにプログラムに落とし込むものとなっています。
NFTが登場し、音楽を所有できるようになった今だからこそ、自動作曲ってめちゃくちゃ面白い可能性があると思うんですよね。自分自身もさらなる可能性を模索すべく、追求していきたいです。