今年の頭にあった、気になる科学ニュース。
ブタの心臓を人間に移植するというものです。
気になる続報がありました。
ブタの心臓を人間に移植
ブタの心臓をそのまま使うのではなく、ちゃんと人間用にカスタマイズされたもののようです。
手術は成功したのですが、その後患者さんは亡くなってしまいました。
それにしてもすごい技術です。
こういった形で臓器を作ることができるのだから、助けられなかった命も助けることができるようになるかもしれません。
倫理面なども若干気になるところでもありますけどね。
死因はウイルスか
ニュース読みコミュニティで教えてくれた話題です。
豚の心臓を移植した初めての男性、死因は豚特有のウイルスだった可能性(PHILE WEB) – Yahoo!ニュース
亡くなった原因は、ウイルスだったかもしれないという、気になる話です。
豚サイトメガロウイルスという、人間には影響はないけど豚に影響するウイルスに感染していた、というものです。
未知なるパンデミックも?
ここからはSFが入り乱れる話題です。
しかし、やはりよくわからないものは怖いですよね。
コロナですっかり影が薄くなってしまいましたが、もともと人間に大きなダメージを与える可能性がある病気ということで有名なものは、鳥インフルエンザです。
鳥インフルエンザが変異をして人間に感染するようになったらヤバイ、ということです。
しかし基本的には感染しません。その理由は体温にあると言われています。
人間より鳥のほうが体温が高いのです。
同じように豚インフルエンザというものもあります。
実は豚は人間と鳥のちょうど中間の体温となっています。
こういったウイルスの怖いところは、鳥→豚→人間と、変異を繰り返しながら違う動物に感染するケースです。
そう都合よく変異を繰り返した場合、かつてないほど恐ろしいインフルエンザになる可能性があります。
今回のようなニュースがあると、豚特有のウイルスが人間に移植することによって変異が~なんて、そんな映画みたいなことがないか怖くなりますね。
もちろんそうならないように気を付けているのでしょうけども。