テレビはリアルタイム性が救う?


リアルタイムが楽しかったオリンピック

この夏はオリンピックをちょこちょこテレビで見ていたもので、地球の裏側でやっているスポーツを日本中、そして世界中の人が同時に見て一喜一憂するという、生中継の醍醐味を感じました。その一方で、テレビ番組は録画して見るユーザーも多く、視聴率は年々下がっているとも言われています。

たしかに、テレビ番組ってリアルタイム性のものは一部ですからね。スポーツ中継、ニュースは大半の人は生放送を見るでしょうが、ドラマやバラエティ番組は録画してみる人も多いのではないでしょうか?

7月より放送されているフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』の第4話、6話で実 – Yahoo!ニュース(オリコン)

情報源: リアルタイム視聴促すテレビ番組の「副音声」企画増加 (オリコン) – Yahoo!ニュース

インターネットと放送のつきあい方

今日はこのようなニュースがでていました。SNSとテレビ番組の融合というのは、リアルタイム性を促す上で重要なポイントかもしれません。ニコニコ生放送も、録画で楽しむこともできますが、コメントも読みつつ番組を見つつという楽しさもありますからね。それは見る側だけでなく、発信する側もそうです。コメントを拾い、それに返すことで双方向の放送の楽しさを感じることができます。

 ドラマと同時進行で視聴者がウェブから謎解きに参加するTBSの「リアル脱出ゲームTV」。最大で170万人が参加するなど大きな反響を呼ぶ、インターネットとテレビの連携番組だ。視聴者の参加を促すためのヒン

情報源: 170万人が熱狂、「リアル脱出ゲームTV」 ネットと連動  :日本経済新聞

リアルタイム性ということで、個人的に注目していたのはリアル脱出ゲームTVという、TBSでやっていたドラマでした。最初にスペシャル版で見たとき、その前の放送でやっていたサッカーの試合の結果をそのまま直後のドラマでも反映させたり、視聴者も謎解きに参加して、早く正解した人の名前がテレビにでたりと、録画放送では体験できない楽しさがありました。これからインターネットと放送の融合という課題を乗り越えていく上での、一つの可能性を提示したといえるのではないでしょうか。

テレビ離れなんて言われてますが、まだまだおもしろいことたくさんできそうです。