Twitterのポリシーが変更になります。
これまでは個人に対して非人間的な投稿をする場合、アカウント凍結対象となっていました。今度からは個人だけではなく、集団に対して非人間的な投稿をしてもその対象となります。
特定の人種に対して、特定の職業に対してなど、範囲は結構広がります。
ヘイトスピーチへの規制、対策も含めたところもあるでしょう。
最初、この非人間的な投稿を人間以下という言葉で翻訳して報道されたので、それに対するツッコミのコメントでネットもにぎわっていましたね。
「人がゴミのようだ!!」
がパッとでてくるのですが、やはりそれが話題になってました。
これまでは「〇〇はゴミのようなやつだ」という個人に対しての投稿がアウトでしたが、今度からは個人じゃなくて集団でもアウトになるということです。
ラピュタの放送時には注意ですね。
非人間的な投稿
非人間的な投稿というのは具体的に言えばどういうことなのでしょうか。Twitterの中にはこう定義されています。
人間性の否定についての定義
他人を人間以下に扱う言葉。人間性の否定は、人が人間の本質を否定されたとき(動物的人間性の否定)や、人間性を否定されたとき(機械的人間性の否定)に生じることがあります。例えば、集団を動物やウイルスに例えたり(動物的)、集団を性別で分類したり(機械的)する場合です。
わかりやすいような、わかりにくいような、という感じですね。
もう少し具体的な例で紹介してほしいものです。集団を動物やウイルスに例えるというのはなんとなくわかりますけどね。
人が人間の本質を否定される、というのはまぁ難しいです。
「バンドマンはクズばかり」→凍結
になるのでしょうか。
もっとも、ジャッジするのはTwitter社ではなく、おそらく通報が多ければ自動で凍結されるようになるのかなと思います。その後どうするかはTwitter社の判断なのでしょう。
投稿規制は必要だけど
Twitterは他のSNSよりも、こういった発言内容に対しての取り組みが積極的な印象があります。ネットだと匿名かつ顔を向き合わせないということもあり、発言が過激になる人も多いのも事実。Twitterはけっこう某匿名掲示板やヤフーのコメントと並びヤバい書き込みもあり、それらと違い人と人を結びつける性質もあります。Twitterからそういった差別的な活動をする運動が広がるケースもあるようですね。
その一方で、危惧されるのは言葉狩りです。今回のポリシー変更により、かなりの広範囲でその対象が広がったと思います。大勢に通報されれば一時的にでもアカウント凍結される可能性もあります。
このあたりも含めて、具体的にどう変化が起きるのかしっかり見ていきたいところですね。