転売対策も、iPhone投げ売りはいつまで続くのか


日本はガラケー時代より、端末と通信をキャリア側がひとまとめにして販売する手法を取っています。

ユーザー抱え込みにつながることもあり有効でしたが、今は規制が入りできなくなりました。

とはいえ、それでもやはり根強い。

転売されるiPhone

自分自身も23円で2年間レンタルのiPhoneを使っています。レンタルなので転売はできません。

しかも最近は、規制をかいくぐって買い取り式でもかなりの値下げをしているケースが多いです。

こうなってくると、転売は避けられません。

そういえばガラケー時代でも、こういった転売ってけっこうありました。

少し前までは対策としてSIMロックや違約金などもありましたが、今は原則できない形になっています。

そこで、ドコモは箱に名前を書かせるという原始的な方法で転売対策を行っているという報道もありました。

まぁ転売ヤーも自分の名前が書かれた箱で転売はしたくないでしょうし、箱がなければ価格も下がるでしょうし、一定の効果はあるのでしょう。

とはいえ、ってところもありますが。

投げ売りしているのだから、転売リスクも当然高まります。

投げ売りはいつまで?

半導体不足や円安の影響もあり、とてもこんな投げ売りなどできる状況ではないはずです。

それでも投げ売りしなければならないほど、契約を取りたい気持ちが見え隠れします。

楽天モバイルや格安SIMなどライバルを後押しする動きがここ数年で加速し、もう少し健全なスマホ業界になるのかなと思っていました。

しかしこの投げ売りはなかなかのものですよ。まぁそれでiPhoneを使っている自分が言うのもなんですけどね。

総務省の規制が入るのが先か、大手三社が投げ売りを続けるのか、この動きはもう少し続きそうです。

転売対策といってもおかしな話で、10万円近くする機種を異様な価格で投げ売りしているスマホ業界がどう考えてもおかしいです。

誰もこんな投げ売りしたくないはず。でもやらなきゃいけない。

この不健全な業界が行き着く先は、あまりいいものではなさそうです。