GW最終日だからこそ気をつけよう!五月病と、5月の自殺率上昇の謎について


今日は5月6日、この長い連休の最終日です。

さて、5月のこの時期になると、毎年同じテーマでの話題が登場します。

それが五月病です。

五月病とは

4月になると、いろいろ環境が変わりますよね。

新たに入学、入社したり、後輩も入ってきたり、学校ではクラス替えなども。

4月というのは新しい環境に合わせたストレスというものも少なからず増えていくものなのです。

それがこのGWあたりで一気にたまり、その症状がGW開けのこの時期から現れてきます。

具体的には鬱、無気力、倦怠感などなどです。

自分は大丈夫、と思っている人も多いでしょうが、特に新入社員や新入生の人は少なからずほぼ全員がストレスを抱えていると思ったほうがいいです。

この長い連休で遊び回って疲れた人も家でゴロゴロしていた人もいるでしょうが、生活リズムが多少なりともみんな仕事モードのときとは異なりますよね。

それらも同じように、このGWに遅いかかる五月病の要因となっています。

自殺者が増える5月

一般的に自殺者が多いのは3月と5月です。

この5月については、大都市圏にのみあらわれる傾向があります。

実は日本だけではなく海外でもそうなので、日本特有のGWとの関連性だけが原因でもありません。

この理由については明確にはなにもわかっておらず、なにがそうさせるのか、謎のままです。19世紀にはこの傾向が出ているという統計もあります。

ある説によれば、春になると新たな希望に満ち溢れる時期ですが、その希望と現実の違いが見え始める5月ごろにそのギャップで苦しむ人が増えるのでは、という話もあります。

別の説では太陽の日照時間の変化とか、いろんな話がでてきます。

2019年の5月は要注意?

この2019年はただでさえ長い連休、さらには元号が変わり、なにか今まで以上に新しい変化をなんとなく感じるような2019年の5月になっています。

例年以上に五月病や自殺の条件が揃っているとも考えることができます。

それだけに、自分のメンタルや周りの人のメンタルにも十分気をつけながら、気づかず出しているSOS信号を見逃さないであげてほしいものです。