ディスクユニオンで顧客データの流出事件がありました。
今回の件はニュース読みコミュニティでも話題になりましたが、不正アクセスに繋がっているケースもありたちが悪いです。
パスワード使いまわしの危険性
こういった個人情報の流出は、決して珍しいことではありません。
しかし今回のディスクユニオンのケースでは、名前、住所などの他に、メールアドレス、パスワードが流出しました。
ここが厄介でしたね。
メールアドレスはID、パスワードは使いまわししている人も多いわけで、ここから他のサイトへ不正アクセスが可能になってしまいます。
パスワードを毎回同じにしている人、けっこう多いのではないでしょうか。
使いまわしは、こういった流出の際に非常に不利です。
今からでも遅くないので、変えるのがいいと思います。
クレジットカードは他社管理だったようで、クレカ番号が流出しなかったのはせめてもの救いかもしれませんが。
それでも他サイトへの不正アクセスに繋がる可能性がある流出事件だっただけに、少し気になりますね。
パスワードがない世界
将来的にはパスワードがなくなる世界になるでしょう。
WEB2的には、GoogleやAPPLEなどがパスワードを管理するやり方があります。
Chromeなどでもそういった機能がありますよね。
解読されにくい文字列にし、それをGoogleなどのアカウントでまとめて管理する方法です。
これならば、Googleのアカウントさえ無事であれば安全です。
WEB3的には、メタマスクなどを接続することでアカウントの代わりになるという可能性もあります。
実際にWEB3のサイトは、パスワードという概念が存在しないものが多いです。
ウォレットを接続すれば、新規登録などすらする必要もありません。
メタマスクのアカウントさえ無事であれば安全、というものです。
この二つは、もうすでにスタートしている話であり、必ずしも未来の話ではありません。
現在のようなパスワード流出に悩まされるのは今だけかもしれませんね。