コロナの新規感染者数が微増しており、ちょっと嫌な感じの7月中旬。
もちろん新規感染者数が全ての指針ではないとはいえ、やはり気になる数字です。
浦和レッズへの制裁
浦和レッズに対し、Jリーグから少し厳しめの注意がありました。
なぜ浦和「声出し応援問題」に苦言程度だった野々村チェアマンが2000万円罰金&無観客試合などの”最終警告”を発令したのか?(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)
浦和レッズのサポーターは以前よりちょこちょこと声が出ていることは他サポの間でも話題です。
まあ開幕当初からこれは自分も気になっていたところもあります。
スポーツ全体としてやれることをということで、ルールを決めて取り組んでいます。
その中で声出し禁止というものがあるわけですが、そこは決めたルールだろう、ということ。
みんなで守るためのルールなんだから、ちゃんとやらなきゃダメでしょ。
となるわけです。
しかしこれを徹底するのは難しいですね。
声出し禁止をどこまで徹底すべきか
サッカーの国際試合では、日本でやってもけっこう声を出している人がいます。
他競技でもちょいちょい問題になっていますが、声はもう正直出ていますよね。
海外では声出しに関してはすでに解禁されています。
音楽のフェスでも先日同じようなことが話題になりましたが、自然と出ちゃうものは仕方ない。
仕方ない、と片付けていいのかは別として、それが仕方ないのか仕方なくないのか、徹底する必要があります。
中途半端な感じが一番よくないですね。
サッカーについては、来月にはACLが日本で行われます。
おそらく海外からくるサポーターは普通に声を出すと思いますが、このあたりどう対応するのでしょう。
自己責任論と自由主義を徹底するのであれば、声出しOKのエリアとNGのエリアをきちんと区切る対応もできそうですが、日本の考え方にはあまりそぐわないかもしれないですね。
声出し禁止は効果があるのか
そもそも論として、野外での声出し禁止についてどこまで効果があるのか。
野球中継などを見ているとコロナのことなど過去の出来事になっているアメリカですが、感染者数も大きく増えている感じはありません。
いまだにコロナ生活の日本も、緩やかに減っている感じはあります。
アメリカと日本で体制が違うので比較できないとか、そういう話だってあるかもしれません。
例えばこれでマスク着用や声出し禁止を徹底している日本が下がっており、アメリカがガンガン増えているならば説得力もあるのですが。
コロナがスタートして2年半、日本国内でも次の局面に差し掛かりつつあります。
Jリーグは声出しOKにする試験をおこなっています。
しかしタイミング悪く、夏休みが迫るこの時期に感染者数は微増。
政府、各事業者は難しい決断に頭を悩ませる夏になりそうです。