コロナのこともあり多くの皆さんが忘れかけているかもしれませんが、実はエンタメ業界の興行数は、長年増加傾向となっていました。
こちらのグラフを見ていただくとわかるとおり、会場規模にかかわらず公演数はかなりのペースで増えています。
2020年以降はコロナの影響もあるのでちょっとアレですけども。
新しい会場が次々とできている2020年代
最近は新木場COASTやZEPP TOKYO、さらには赤坂BLITZなど、多くの会場が閉鎖しています。
小さめの会場でも、高田馬場AREAもなくなってしまいました。
その一方で、じわじわと新しい会場ができています。
先に述べた新木場COASTは、なんと横浜駅直結という形で登場することになりました。
新木場「STUDIO COAST」が横浜で新装オープン 唯一の横浜駅直通ライブホール誕生(オリコン) – Yahoo!ニュース
しかも複数の会場ができるということで、これは期待したいですね。
横浜は2020年にKT Zepp YokohamaとぴあアリーナMMがオープンしました。
これに続く横浜COASTということで、大きめの会場が横浜に続いていますね。
船橋にもLaLa arena TOKYO-BAYが2024年に登場することが発表されており、東京郊外に大きめの会場が増えるドーナツ化現象が最近の傾向です。
また、新宿には2023年にZepp Shinjukuもオープンします。池袋、新宿、渋谷といったエリアにこういった規模感の会場が増えてくれるとありがたいんですけどね。
トレンドに変化なし
コロナで生活も大きく変わり、コンサートやスポーツでも声を出せない日々が続いています。
なんならもう、実際に観に行くなんてことしなくていいんじゃないか、という声もちらほら。
しかし海外ではそういった多くの制限はなくなり、コロナ以前のエンターテイメントに戻りつつあります。
日本でも増加傾向だった興行数は、コロナによってがくんと下がってしまいました。
しかしこれまで増加傾向にあり、しっかりとした上昇トレンドがありました。
コロナがこのトレンドを崩すレベルかどうかが気がかりでした。
しかし海外の様子を見ていると、トレンドが変化するレベルに至る前にコロナが終わってくれそうです。
新しい会場も次々と増え、エンタメの公演数もこれからぐんぐん伸びていきそうです。