ポイントなどキャンペーンを打ちながら、なんとか普及を進めようとしているマイナンバーカード。
しかし、そこまで普及が進んでいないようです。
自分はカードは作っていますが、日常生活にどれだけ使う機会があるかというと、ほぼないといったところ。
なきゃいけないものなのか、といわれると、そうでもないでしょう。
なにができるのかよくわからない
なぜカードを作らないのかという統計が先ほどの記事内に紹介されていました。
記事から抜粋すると
『情報流出が怖いから』で35.2%。次いで『申請方法が面倒だから』で31.4%、そして『マイナンバーカードにメリットを感じないから』の31.3%
とありました。
申請方法はたしかに面倒。しかも管理も面倒で、何年かに一度は役所にいって更新手続き?が必要です。
そして1位の情報流出。
これってけっこうよくよく考えると謎です。カードの番号ってすでにいろんなところに写真などで送っているし、その番号にどれだけの意味があるのかよくわかりません。
例えば自分が悪い人で、他人の番号を知ったとき、それでどういった悪さができるのかよくわかりません。
それが先ほどの理由三番目のメリットを感じない、に直結するところなのでしょう。
それで何ができるのか、誰もよくわかってないということでしょう。
そして何ができるかわからないけど、なんとなく他人に番号を教えてはいけない感がありますよね。
まぁ実際に不用意に教えてはいけないものでもあり、身分証明書として使う際も、番号が記載されている裏面は送らないようにと言われます。
また、この番号の取り扱いを懸念して、マイナンバーカードを身分証明書として使えないようにする企業もあります。
記事にもありましたが、自分も前になにかをやろうとしたとマイナンバーカードはダメと言われたことがあります。
あれはなんだったかな…。
また、カードを持っているとそこから情報流出が、という妙な怖さもそこからきているかなと思います。
しかし番号は実はもうすでに割り振られているので、カードを持っていなければ番号がないわけでもないんですよね。
カードを持つメリット
国による管理じゃないかというところですが、最終的には銀行口座や職場など、多くのものにマイナンバーカードが結びつくことになるのは避けられないでしょう。
むしろその結果、どういったメリットがあるかをきちんと示していく必要があります。
最終的には確定申告のようなものは不要となり、税金面の多くはオートで行われるようになると思います。
デジタル日本円のようなものが登場し、銀行口座のようなものも不要になっていくのかも。
そうなったとき、お金面とマイナンバーカードの接点は今以上に大きくなるのかなと思います。
ただそういうのはずっと先の話です。
この2022年に挙げられるメリットは、やはり免許証や保険証の一元管理かなと思います。
まずは縦割り行政の横繋ぎをもっと進めていかないと、これもうまくはいきませんね。
マイナポイントとかもらえるのはありがたいけども、なにか生活が便利になるような仕組みが早くカードに活きてくるといいなと思います。