鰹がうまい秋がやってきた


昨夜はスタジオ。

その後ちょいと打ち合わせもありまして、少しずつスーパーで値引きが始まる時間。

30%オフでいい感じの鰹を発見。

鰹の旬

鰹には初鰹と戻り鰹があります。

面白いことに、1年に二度の旬がある魚です。

9月からの秋は戻り鰹の時期。

この時期は産卵のためにいい感じに脂がのった戻り鰹。

とても美味しくいただきました。

鰹は海に生きる魚ですが、かなりの距離を移動しています。

戻り鰹という名の通り、北上した鰹が産卵のために戻ってくるタイミングです。

逆に初鰹は、北上するタイミングで獲るわけで。

味わいも戻り鰹とは違い、さっぱりとしています。

ここは好みもあるでしょうが、個人的には戻り鰹が好きです。

同じく30%オフだった刻み九条ねぎと一緒にいただきました。

多種多様な鰹の食べ方

食べる旬にも二種類ありますが、その食べ方も複数あります。

特に生食に至っても、鰹は藁焼きも有名ですよね。

鰹には独特の生臭さがあります。

それもまたよくて、しょうがやにんにくが合いますね。

藁焼きはそういった生臭さをなくし、同じ生食でもその味わいを変化させます。

鰹が有名な高知では、周りがちょっと炙ってあるタタキが有名です。

炙ることで生臭さも軽減させるわけですが、ただの焼き魚ではありません。

藁にしみる油を活用し、一瞬で高熱になることで、周りは焼けるも中はレアという絶妙な鰹を食べられるのです。

タタキというのは文字通り叩くこと。

調味料が中にしみこみ、美味しくいただくことができます。

まもなく本格的な秋がやってきます。

美味しいものを食べながら、この季節の変化を楽しみたいものです。