ウーパールーパーって、なんか懐かしいよね、なんて思ったあなたはもうおじさんおばさん?
あの妙にキモい顔、でもなんか愛嬌のある変な生き物、ウーパールーパーが日本で大ブームを起こしたのは1980年代です。あの頃はウーパールーパーとかエリマキトカゲとか、妙な生き物が次々とブームになりました。
人々は何を求めていたのでしょうね。
そんなウーパールーパーのゲノムが解読されたというニュースがありました。
ウーパールーパーのゲノム、ヒトの10倍超 解読に成功(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
ウーパールーパーはすごい生き物だった?
この記事を読むまでウーパールーパーなんてただのキモカワイイ生き物だと思ってましたが、どうやらただものではないようです。
なんと、ゲノムの量はヒトの10倍以上とのこと…これはびっくりです。
生き物の複雑さって脳の容量とかかなぁと思いますが、こんなところにもでてくるわけです。
ウーパールーパーというのは正式名称ではなく、ただしくはメキシコサンショウウオという名称です。
そんなウーパールーパーにはすさまじい特技があります。それは再生能力です。手足だけでなく、脳や心臓まで再生できてしまうのだから、すごいです。ピッコロもびっくりです。
再生能力といえば、プラナリアも有名ですね。ばらばらにしたら、ばらばらにしたぶんだけそれぞれが再生して別の生き物になるという、人知を超えた生き物です。(テラフォーマーズの知識ですけど)
いやー、不思議な動物っているものですねぇ。
人間も再生可能なのか?
ちなみに、ウーパールーパーが再生する能力(遺伝子)って、人間にもあるみたいです。ただ、人間は再生ではなく傷の治癒にその能力を使っているそうです。まぁたしかに、血管とか皮膚とか再生しますしね。不思議なもんです。
しかし、このウーパールーパーのゲノムを解析することで、人間にとっての再生能力が可能なのかどうかの研究も進むかもしれません。
将来的に、手足、臓器などが再生できるような時代になるのでしょうか。もしそうだとしたら、かなり多くの人が救われることになりますね。
今後の研究に期待です。