生物のベースは女かもしれない、男女の不思議


地球には多くの生物がいます。

現在はジェンダー論が盛んになり、男、女にとらわれない考え方が一般的になってきました。

そのあたりは自分もよく理解していますし、いろんな考え方があってしかるべきだと思います。

そんな前置きをしてからのこの話です。

性別が2種類しかない

動物、植物と地球上には多種多様な生命がいます。

単細胞分裂で増えていく生き物は性別の概念はないですが、多くの動植物は進化の過程で男と女に分かれ、DNAを融合させる形で子孫を残していくことになりました。

これだけたくさんの動植物がいるのだから、性別だって10個くらいあってもいいですよね。

しかし、あたりを見渡すと性別は二つしかないのです。不思議!

これは二つじゃないとダメなのではなく、それが一番都合がよかったということなのかなと思います。

性別がA、B、Cとあって、AはBとじゃないと子供は作れないけど、CはA、B両方と子供が作れる、みたいな形だと結局どこかが淘汰されちゃうのかもしれません。

生物のベースは女ではないのか

アメリカの動物園で、オスのライオンがいなくなったところ、メスのライオンからタテガミが生えたというニュースがありました。

「不格好な男の子のよう」メスしかいない群れのライオンから「たてがみ」 – ライブドアニュース

なかなか興味深いニュースです。

単為生殖といって、メスだけでも子孫を残すことができる動植物が存在します。

また、マウスでは人工的にメス同士で子供を作ることにもすでに成功しています。

逆にオスだけでは子供は作れません。

そう考えると、男女平等というけれども、生物のベースは女であり、染色体をXXからXYにして男を作り生命として柔軟な進化を遂げただけ、ということかもしれませんね。

イブはアダムの肋骨から生まれたという話がありますけども、実際は逆なのかもしれません。