もし人類が急に滅亡したら…という科学的なフィクション話がなかなか面白いものです。週刊少年ジャンプで連載している『Dr.STONE』も、滅亡ではないですけど同じような話ですね。けっこう好きな漫画です。
人類が今すぐいなくなったら
人類が今すぐいなくなっても、人類が作った建造物は残るわけです。
また、管理している人もいなくなるため、原子力発電所がメルトダウンするという災害も起こります。
結論からいうと、最終的にはすべてはまっさらになかったものになるそうです。地球がすべてをリセットしてしまうということですね。詳しい話はこちらにあるので、気になる人はぜひどうぞ。
人類滅亡後の地球では何が起こる? 3億年後までシミュレーションすると…
土に還る
今すぐ滅亡するしないは別としても、最終的にすべてまっさらになるからといって、なんでも捨てていいというわけではありません。実際のところ、ガラスやプラスチックなどは最後までしぶとくその痕跡を残すとのことです。
そう考えると、人類としてはしっかりと再利用できるものは再利用し、もしくはきちんと処理して捨てる必要があります。また別な考え方としては、”土に還る”技術にもきちんと目を向けなければならないのです。
以前サバイバルゲームが流行したとき、合わせてよく話題になったのが土に還るバイオBB弾です。基本的にBB弾はプラスチックでできていますので、先述の通り土に還るには長い時間が必要になります。バイオBB弾は数年で土に還ることができます。
また、同じように土に還る電池も開発されています。
NTT、「土に還る」電池開発 レアメタル除外 屋外IoT見据え(産経新聞) – Yahoo!ニュース
これだけ多くのものを作って、中には研究のために放置しないといけないものもあります。少しでも環境への悪影響のないようなものへしないといけません。また、すべてのものが環境への悪影響の少ないものでできているものなら、何の心配もなく海洋のような途方もない世界へばら撒くこともできます。今後の研究のためには必要な技術でしょう。
人間だけではなく、すべてのものも土へ還ります。地球で生まれ、地球へと戻っていくのです。本当にスケールの大きな話ですね。