QUESTIONより
新型AIBOの記事を拝見していろいろ考えたのですが、わたしは人や動物と同じようにロボットと接することにどうしても抵抗を感じてしまいます。 もし、人型ロボットの技術がもっと発達して、見かけは人と変わりない、心のあるロボットが発明されたとしたら、あやめさんはそんなロボットを恋人にできますか?
なるほど、これもまた興味深い話ですね。
先日のAIBOに関するブログはこちらです。
人間というのは、モノに対しても情が多かれ少なかれ湧くものです。長年使っていた楽器だったり、長年乗った車だったり、手放すときはちょっとさみしいものです。
ただ、それは愛ともちょっと違うものです。
ペットに対して湧く感情は、モノに対する情というよりかは、愛に近いものなのかなと思います。(その一方で、恋人が愛から情へと感情が変わっている人も多いでしょうけど 笑)
まぁ、愛だろうが情だろうが、どっちも広義では結局のところ愛だとは思います。ちょい脱線しましたが、本題に戻りましょう。
一番怖いのは自分に似ているもの
以前、一番怖いのは自分に似ているもの、というブログを書きました。自分に、というのは人間に、という意味です。
もし人魚姫がいて、アリエルみたいなのが本当にいたら、人間はお友達になれるのでしょうか。なれるかもしれませんが、もし急に人魚姫が現れたら、「友だちになりたい」という人だけではなく、「怖い」と思う人も多いかもしれません。
人間は、自分に似ているものが怖いのです。
現在のAIやロボット技術は、まだまだ発展途上であります。誰が見てもAIでありロボットとわかるものです。なので、ぶっちゃけそこまで怖くないです。
ですが、もし見た目も感情の表現も完全に人間と同じになったらどうでしょう。もしかしたら、怖いと思うのでしょうか。
とはいえ、慣れの問題もあるのかなと思います。
「○○さんはご出身はどちらなんですか?」
「あ、僕はロボットなので工場産なんですよ」
「あーそうなんですね!」
みたいな会話がナチュラルにできるような時代も来るのかな、なんて思います。
バンドメンバー募集、プロ志向の方、男女ロボット関係なく一緒に上を目指せるヤツ募集!
みたいな張り紙がライブハウスに貼ってあるような時代も、来るのかな、なんて思います。
ロボットを恋人にできるか
正直なところ、わからないですね。まずはお友達から、ってことじゃないですかね。
ロボットに人権、という時代はリアルにやってくるのかなと思いますけどね。ロボット同士の結婚だったり、人とロボットの結婚だったりも、あったりするのかなぁ。子供というのも、もしロボットにもその個性がDNAのようなものに刻まれる仕組みがあるとすれば、親の生物的なDNAとロボットの機械的なDNAを混ぜてデザイナーベビーで特徴を融合した子供を作ることも可能だったりして?
まぁ、完全にSFの世界ですけどね。
その前に、まずはAI自体が「愛」をどうやって判別させるかだとは思います。これ、けっこう難しいような気がします。画像判別とかとはまた違うものですからね。将来のロボットが楽しみです!