まもなくスタートする、ワールドカップ。
今大会は欧州のシーズン中という珍しい時期での開催となります。
Jリーグとしてはキリのいいタイミングではあるけども、やはり不思議な感じもしますね。
スポーツと誹謗中傷
SNSでの誹謗中傷は、昔から問題になっています。
その中でも、スポーツ選手はこういった誹謗中傷の対象となることが多いです。
しかしこれはSNSが登場したからそうなったわけではなく、もともとそうでした。
しかしそれらの声は小さかったので問題になりませんでした。
それが簡単にSNSで発言できるようになり、様子が変わります。
一つ一つは些細な投稿であっても、それが束になると大きな破壊力になります。
小さな石を投げられても死にませんが、100万発くらったら死ぬかもしれません。
強靭な精神力と肉体を持つスポーツ選手であっても同じこと。
SNSはFIFAが監視へ
世界中でSNSが使われるようになり、近年はオリンピックでの誹謗中傷が問題になっています。
これはアジア圏でも話題になりましたが、海外でも同様です。
最近は人種差別問題などは盛んに取り上げられるようになっていますが、SNSの誹謗中傷はこれからといったところでしょうね。
FIFAがワールドカップ中の誹謗中傷を監視するという記事がありました。
選手を誹謗中傷から保護 W杯中にSNSを監視―FIFA(時事通信) – Yahoo!ニュース
とはいえ、どこまで防ぐことができるのか。
NOと言える空気づくり
白熱するワールドカップだからこそ、なにかがあると大きなバッシングに繋がります。
あいつのせいで負けた、あいつを代表から外せ、などなど、そういった批判はいつの時代も世界中で起きていることでしょう。
今までそういうのが当たり前みたいなところがありましたが、これから変わっていくようにも思えます。
言われるのが嫌ならスポーツ選手をやめちまえ、みたいなところは過去のものにしたいものです。
バッシングされるのが嫌なら芸能人やめろという空気も以前は強かったですからね。
リアルのスポーツ選手は、こういったところどういう風に考えているのでしょうか。
今後は水谷選手や大坂なおみ選手のように、個人競技を中心にNOといえるような風潮にもなるかなと思います。
チームスポーツだとこのあたりは選手は言いにくいところもありそうですが。
こういうのは選手だけではなく、僕らスポーツファンもNOといえる空気を作っていくことが大事かなと思っています。
選手や関係者にはリスペクトを持って、ワールドカップを楽しみたいものです。