来年の物価はどうなる?いい値上がりと悪い値上がり


今年になってから、ニュース読み配信やアヤノ.メで今年の秋の値上げはヤバいぞ、と言い続けていました。

この秋の値上げを予想するのは難しいことではないのですが、ここまでの上昇になるとは。

秋の物価上昇率は記録的

どうやら40年ぶりの上昇になってしまったようです。

【速報】10月消費者物価+3.6% 40年8か月ぶりの歴史的上昇幅に “原油価格高騰”と”急激な円安”背景に電気代とガス代は2割以上上昇 – ライブドアニュース

すごいですね。てか40年前にもこんなに物価が上がっていたんですね。

急激な物価高がこのあと数十年も続くことはないと思いますが、じゃあ今年で終わりかというとそういうわけでもなく、ここから先は読みにくい状態になっていきます。

あれだけアベノミクスをやっても上がらなかった物価が、こんなところで上がってしまうとは。

この上がり幅の少しを10年前に分けることができたら。

インフレはここまで?来年の日本の物価は

日本の物価上昇は円安と原油高の影響が強いですが、アメリカは少し状況が違います。

コロナショックの後始末というところが理由です。

日本がどうなるかは、アメリカがどうなるか次第。

実は最新の報道では、ここで一段落するのではという楽観論もでています。

ゴールドマン、米インフレは2023年に大きく後退すると予想(Bloomberg) – Yahoo!ニュース

リーマンショックのように落ち込むのか、コロナのときのように意外とすぐ回復するのか、今ではなんともいえません。

実は自分はどちらかというとメディアと同じように、アメリカのインフレは落ち着くのではないかなと思っています。

いい物価高

日本にとっては円安による物価変動の波は少し遅れてくるため、どのみち物価高はもうしばらく続くかなと思います。

しかしアメリカのインフレ後退が進めば、好景気かつ物価高という状態かなと。

本来は好景気と物価高がセットであるのが好ましい状態です。物価高は悪い印象がありますが、実は物価が上がることは重要なことです。

日本はここのところ、景気上向きかつ物価横ばい、景気下向きかつ物価高という、なかなかかみ合ってない状態が長い間続いていました。

理由は違えど、結果的に景気上向き、物価高という状態が、日本にとっていい方向に働くといいなぁと思っています。