以前は、いくらネットショッピングが台頭したところで、これだけはリアルの需要があるはずだと言われていた分野がありました。
その一つが洋服です。
洋服もネット主体へ
服は質感が触らないとわからない、試着しないとサイズがわからないと、たしかにネットにはデメリットな部分も多いように思えます。
ですがこういった考え方も変わるもの。
SHEINのようなネット主体の会社も台頭し、Amazonも試着を前提にした「Prime Try Before You Buy」といったサービスを行っています。
また、ネットの台頭は大型企業だけではなく、個人でのビジネスも後押ししています。
洋服に限る話ではないですが、今後は個人ショップ系も今より増えるでしょう。
販売の手法だけではなく、個人がインフルエンサーになり広告塔になれることもまたその要因です。
AIモデルが登場
AIを活用したAIモデルのサービスが登場しました。
これはなかなか面白いです。
ディープフェイクで顔だけ差し替える技術にも近そうですね。
毎回イメージにあった体型や容姿のモデルを大人数用意するのも大変なので、小規模なブランドではこういった需要はありそうです。
実はこのAIモデル、個人的にもう一つメリットがあるなと思っています。
AIモデルはスキャンダルを起こさないので、企業イメージを損なわないんですよね。
モデルの仕事が奪われるという話も記事にはありましたが、まぁ高級なところは人間を、安いところはAIをということで棲み分けされるのかなとも思っています。
安いホテルは自動ドア、高級ホテルはドアマンがいるのと感覚的には近いかなと。
こういった技術を利用して、例えば自分がその服を着ている画像を見ることもできるでしょうね。
活用の仕方はいろいろありそうです。