配信ならではのデメリットも、ABEMAのワールドカップへの挑戦


熱戦が続くワールドカップ。

先日は日本の結晶トーナメント一回戦、惜しくもPK戦で敗れてしまいました。

ABEMAに注目が集まる

今回のワールドカップはABEMAにて全試合中継されています。

テレビでいいじゃんという話でもあるのですが、なんだかんだでABEMAを見る人も多かったようです。

本田選手の解説も話題になり、ABEMAも起用が当たりましたね。

時間帯が夜だったのですが、夜なのでテレビのない自分の部屋で見ているという人も多かったでしょう。

家族でもそれぞれがABEMAで見るなんてこともあったかもしれません。

そうなれば一つの家庭でも視聴数が3や4となることもあり得ることです。

仕事からの帰り道にABEMAで見るということもできるわけで、こういったスマホなどで視聴するメリットを感じた人も多かったと思います。

ABEMAとしては最終的な狙いはテレビでもABEMAを見てもらうことと言っていますが、今はもう十分そこを狙えるところまで来ているかもしれません。

配信のデメリットも

自分はかねてよりスポーツとネット配信は相性がいいという話をしています。

しかし今回はそのデメリットもでてしまいました。

あまりにも注目を集めすぎた日本とスペインの試合。

やはり入場制限を行うことになってしまいました。

エンジニアは相当な工夫をしながらの対応だったことでしょう。

放送だと入場制限をするという概念はありませんからね。

こういった普通じゃない視聴者数を出すようなものだと、配信ならではの問題点というのも出てしまいました。

今後はテレビもこういった配信に挑む必要があるわけですが、その布石として今回のABEMAの試みはプラスになっていると思います。

来年以降、ネット配信の関心も高まりそうです。