今年出したアルバムは、なんと全楽曲のカラオケ版も合わせた2枚組での発売という形にしました。
これは初の試みです。
能動的音楽体験
最近よく口にする言葉ですが、能動的音楽体験というキーワードを重視しています。
音楽を聴く、のではなく、そこにリスナーが能動的な体験を合わせるという形です。
ライブハウスで頭を振る、音楽に合わせてダンスをする、ということもそうです。
曲に合わせてニコニコ動画で文字を流す、というのもそうだと思います。
カラオケはその最たるところで、必ずしも新しい文化ではありません。
近年は動画投稿サイトでのカバーが人気になるケースもあり、こういった能動的な音楽体験をどう展開させるかというのもまた重要な視点です。
APPLEがカラオケを
そのような中、APPLEに面白い動きがありました。
APPLE MUSICにカラオケ機能を搭載させるとのこと。
歌はAIにより削除され、通常のカラオケのようにカラオケ音源が必要なわけではありません。
こういったボーカルカット機能が以前より技術向上しているため、このようなサービスも可能になります。
こういうサービスがでてくるのも、能動的音楽体験というキーワードを重視する動きが加速しているからだと思います。
自分自身もこの視点は大事にしたく、NFT音楽でもどういった形でこの能動的な視点を追加することができるかを考えていきたいと思っています。