もうタレントは人である必要もない?デジタルヒューマンとはなにか


初音ミクから15年、今ではVTuberが人気を集めるなど、バーチャルなキャラクターが認知されるようになってきました。

現在注目されているのは、さらにその先です。

デジタルヒューマンとは

いわゆる中の人がいない、デジタルヒューマンが注目されています。

AYAME-nft.eth / 摩天楼オペラ 彩雨 on Twitter: “デジタルヒューマン、これもけっこう関心を持っています。Vtuberとは違って中の人が本当にいない「デジタルヒューマン」産業がスキャンダルのないインフルエンサーを目指して中国で急成長中 – GIGAZINEhttps://t.co/h7z5JpMzAY / Twitter”

デジタルヒューマン、これもけっこう関心を持っています。Vtuberとは違って中の人が本当にいない「デジタルヒューマン」産業がスキャンダルのないインフルエンサーを目指して中国で急成長中 – GIGAZINEhttps://t.co/h7z5JpMzAY

先日の令和ネット論でも取り上げられていました。こちらはバーチャルヒューマンという名称でしたが。

https://twitter.com/nhk_nethistory/status/1610742868439597060

中の人はいないといいましたが、AIというわけでもないです。

将来的にはAIがコントロールすることもできるのでしょうが、現在はプロデューサー、ディレクターとして中の人はいます。

しかし中であって中ではない。

VTuberに彼氏がいたらみなさん怒りますが、そのVTuber事務所で働いている方に彼氏がいても怒らないでしょう。

こういったデジタルヒューマンの位置づけがどのように認知されていくかとても興味深いです。

スキャンダルのリスクを減らすことができるのはメリットの一つかもしれません。

音楽に限らない、タレントとしてのデジタルヒューマン

音楽の世界では、VOCALOIDを使いいち早くこういった存在が広がっていきました。

今後は3DとVRを活用し、幅広く活動の場を増やすことが予想されます。

immaのようにInstagramを活用している例も面白いですが、技術向上に伴い今後はYouTubeやTikTokなどで活躍するデジタルヒューマンも増えると予想されます。

今では3Dモデリングで形成されますが、近い将来的にはディープラーニングを応用し自由自在に顔や体型を変える形で、実在しない人間をネット上に表現することもできるでしょう。

数年後、エンタメの世界は大きく変わっているかもしれません。