これはニュース読み配信の文字起こしをブログ化したものです。
最大規模の太陽フレアが連続で発生
3月11日までの情報によると、8日から10日にかけてXクラス（最大規模）の太陽フレアが6回発生したとのことです。太陽フレアは11年周期で活発な活動期と静穏期を繰り返しており、2025年頃に次の活発期を迎えると予測されています。
今回の太陽フレアは、11日の朝7時に地球に到達したようです。これにより、日本でもオーロラが発生する可能性があると言われています。
太陽フレアによる通信障害や停電の可能性
太陽フレアが発生すると、強い放射線や電気を帯びた粒子が放出され、地球の磁場が乱れます。過去には、アメリカ、カナダ、スウェーデンで停電やレーダー障害などが確認されています。
最悪の場合、携帯電話が2週間にわたり断続的につながらなくなる可能性もあるとのこと。GPSなどにも影響が出るかもしれません。今後数日間は、地球周辺の宇宙環境が大きく乱れる可能性があります。
過去の事例と日常生活への影響
実は、過去に京都でもオーロラが見えたことがあるそうです。平安時代ぐらい昔の話ですが、やはり太陽フレアの影響だったのでしょう。
日常生活で特に気にすることはないと思われますが、飛行機関係や通信関係の仕事に従事されている方は、会社から何らかの情報が出ているかもしれません。
太陽フレアによるオーロラは美しい現象ですが、その裏で通信障害などの影響が懸念されます。当面は太陽フレアの動向に注意が必要そうです。
宇宙の事象が地上の生活に影響を及ぼすことがあるというのは、なんだか不思議な感じがしますね。美しいオーロラの陰で、技術者の方々は対策に追われているのかもしれません。