デジタル給与払いがいよいよ4月からスタートします。
このブログでも何度か取り上げていた話題ですね。
「デジタル給与払い」4月解禁 PayPay「前向きに参入検討」 大手各社、できるだけ早期に厚労省に申請する方針（テレビ朝日系（ANN）） – Yahoo!ニュース
大手も続々参入しそうですが、実際の利用率も気になるところですね。
デジタルで支払う給与とは
日本では給与は現金でのみ支払うことが可能となっています。
しかしこの春からルールが変わり、デジタルでも支払い可能となりました。
デジタルというのは、PayPayのようなキャッシュレスを意味します。
すなわち、給料をもらう代わりに、PayPayなどのポイントでもらうような感じです。
キャッシュレス促進に繋がるメリットがある一方で、いまだにキャッシュレスで支払いができないサービスも多く、この利便性の天秤がポイントになります。
お金のデジタル化はメリットが多い
デジタル化に対して否定的な意見も多いでしょうが、メリットもあります。
メリットは二つあります。
一つ目は、誰もが銀行口座のようなものを持つことができるようになるということです。
誰もがって、誰でも持てるじゃんといわれそうですが、外国人など持つのが一苦労の人もいます。
今後はますます多くの外国人が日本で働くことになる一方で、銀行口座開設などは以前に比べてルールが厳しくなっており、こういったキャッシュレスのサービスを銀行口座代わりに使うことができるというのは大きなメリットです。
もう一つは、税の透明性です。
現金でのお金の受け渡しは透明性が皆無で、いくらでもちょろまかすことができてしまいます。
デジタル化することでお金の透明性が増し、それはすなわち税金の透明性も増すということです。
今は端境期ですので、変化に伴うストレスや問題点もでてくるかなと思います。
数十年もすればそこまで気にならなくなるかなと思うので、今のうちからデジタル化に気持ちを慣れさせておくのがいいかと思います。