今日はビヤホールの日です。
日本で一番最初にビヤホールが創業した日とのこと。
日本とビール
世界的には、もしかしたら最古の酒かもしれないビールでもあり、その歴史は神話の時代までさかのぼります。
しかし日本においてはそんなことなくて、一番最初にビールを認識したのは江戸時代前期。
意外と最近ですよね。現在やっている大河ドラマの世界線では、まだビールはないのです。
長い江戸時代の中でビール文化が日本に根付くかと思いきや、その頃は鎖国真っ只中。
ビールが少しずつ広がり始めるのは江戸時代後期、一般庶民が飲めるようになるのはそれこそ幕末から明治時代初期のころです。
1899年
1899年は日本で最初のビヤホールができた日です。
銀座に「恵比寿ビール BEER HALL」がオープンしました。
恵比寿だけど銀座です。
恵比寿とビールの関係は、以前ブログで触れていますので興味ある方はこちらもどうぞ。
そして1899年は、キリンビールが販売を開始した年でもあります。
ちょうどこのころから日本でもビールが根付くようになるということですね。
ちなみにビヤホールという名前ではないですが、アサヒビールのお店はその2年前にあったということで、この19世紀末がいかに日本でビール文化黎明期だったかを感じさせられます。
この暑い夏、今でも昔から愛されるビール。
もとは海外のものとはいえ、日本のビールは世界中で飲まれています。
夏のこの暑い日、ビールを飲みながら120年以上前の日本を思うのもまた一興。
今夜はビールで乾杯したいところですね。