中国恒大集団が破産をしました。
こちらについては2年前にアヤノ.メで触れています。
これの続報といった形です。
ネガティブなシナリオも、限定的か
中国バブルは、世界的に見てもとても大きいものです。
中国のひとつの企業が倒れただけの話ではなく、これがまわりまわって世界的な経済に影響を与える可能性があります。
しかしこの話は以前から言われたことであり、中国バブルが崩壊するということは誰もが心のどこかで覚悟していたこと。
2年前からすでに市場は織り込んでいるかなと考えています。
ある意味ではうまい具合に不時着してくれたとも考えられ、リスクが去ったということで景気はよくなるかも?とも思っています。
やはりアメリカ一強なのか
2010年代後半は、今後はアメリカと中国がどういったパワーバランスで世界を引っ張っていくかということが話題になりました。
しかしなんだかんだでアメリカは強そうです。
バブル崩壊という言い方をよくしますが、それって結果論だと思ってます。
はじけなければバブルではない、ということです。
コロナのツケがそろそろ回ってくるかと思われた2022年後半から2023年前半、リセッションなんて言葉がどこにいってしまったのかというくらいのアメリカ好景気が続いています。
コロナ景気だって十分バブルだと思うんですけど、弾けませんね。
こういうところ、アメリカの企業の強さももちろんのこと、なんだかんだでアメリカ政府のコントロールのうまさも感じるんですよね。
中国の今回の問題も、最初のきっかけは政府の景気コントロールから始まりましたし、日本がかつて経験したバブル崩壊もそうでしたよね。
アメリカはそのあたり、経験で学んでいるのかもしれませんが。