先日、クローン羊を誕生させた博士がなくなったというニュースがありました。
もう30年近くも前の話なんですよね。
そこからクローン人間についても多くの議論が行われるようになりました。
現段階で僕らの周りにクローン人間が次々と生まれるような社会ではないものの、パンドラの箱はもう開いている感はあります。
キメラは可能なのか
現在はクローン人間に加え、キメラも話題になっています。
サルとヒトのキメラは、もう技術的にはやろうと思えばできそうなところにきています。
映画の世界ですね。
すごいなぁと思う気持ちもあれど、どこか怖さもあります。
人間は自分に近い得体の知らない生き物を直感的に怖いと感じますので、そういったところもあるのかもしれません。
メリットとデメリット
記事の中ではこういったキメラを作るメリットについてもあげられています。
人間に合う臓器をキメラの体内で作ることもできるので、医療に役立てることができるというものです。
デメリットとしてはやはり倫理面でしょうね。
ただこういった倫理面というのは、その時の時代の価値観や国の価値観によっても異なってきますからね。
もう数十年もすれば当たり前の技術になるのかもしれないですし、いつまでも倫理面について議論をするようになるかもしれません。
常々、技術は不可逆だという話をVoicyでしています。
比較的新しいテクノロジーには寛容な自分も、やはり生命分野に関しては少し慎重な姿勢をとってしまいますね。
さすがに数十年後に人間と違う動物のハーフがそこら辺を歩いている世の中にはならないとは思いますが、このあたりもどう変化していくのでしょうか。