世界中でインフレが起きていますが、以前からお話している通り、日本はさらに日米金利差による円安も起きているため、ある意味ではダブルパンチ状態です。
一番最悪のシナリオにはなってないとはいえ、今すぐインフレが収まる気配もなく、値上げラッシュはまだまだ続きそうです。
給付金は必要か
こうした物価上昇により、国民の生活は苦しくなっていきます。
国として円安を抑える方法はあるといえばあります。
日本も利上げすればすさまじい勢いで円高に振れることになります。
利上げをすると株価が暴落するので、なかなか踏み切るのは難しいでしょう。
そこで考えられるのは二つ、減税と給付金です。
今回も一部では給付を行うようですが、基本的には減税を中心に考えていくようです。
一律給付は得策ではない
今まで何度か一律給付を行ったことがあります。
記憶に新しいのは、コロナの時です。
現在の方針としては、こういった一律給付は国難に限るべきという形で、現状で一律給付を行うつもりはないことを強調していますね。
実は自分もこれには賛同で、一律給付は工夫をしないといけません。
使わないと失効するポイント制とか、それこそGoToのような行動を促すようなやり方ならいいかもですけどね。
ただ減税ってわかりにくいので、感覚的には給付のほうが増えた感があっていいんですけどね。
こういうところで安易に給付しないところは好感持てるんですが、バッシングが多くて総理も大変ですね。