国立科学博物館のクラウドファウンディングが9億円を突破というニュースがありました。
想定をはるかに上回る額で、これだけ集めるのはすごいことですね。
クラウドファウンディングの考え方が変わる
こういった概念が出始めた時は、ちょっと否定的な考え方も多かったですよね。
人から金を取って好きなことやるなんて!という感じですね。
日本ではその後コロナのこともあり、小規模なクラウドファウンディングがだいぶ増えた印象があります。
あれなんかも、純粋にお金がないので助けてくださいというものでしたが、当時のコロナという状況とはマッチしていたようにも思えます。
今はこういったクラウドファウンディングでお金を集めてプロジェクトを進めるというのもとりわけ変わったことでもなくなりました。
しかし今回は国立科学博物館ということで、大きな話題になりました。
民間ではないですからね。国が補助金を出せという意見なんかもありました。
こういったところ、考え方も変化しているのでしょうね。
安全なビジネスモデルではある
クラウドファウンディングはプロジェクトを始める前にお金を集めるものです。
集まればやればいいし、集まらなかったらやらなければいい。
つまり、リスクを最小限に抑えることができるビジネスモデルでもあります。
多くの在庫を抱えたり、借金だけが残るというようなこともありません。
外部から資本を集めあれこれ口を出される心配もありません。
クラウドファウンディング主体のビジネスモデルは、とても安全だなと思っています。
ある種の受注生産のようなものであり、たとえばMAKUAKEなんかはここをうまく利用したサービスです。
ものづくりをする人にとっても、とてもありがたい仕組みです。
特に個人での展開では活用しやすく、小規模な展開が見込めるのがいいですね。
今回の国立科学博物館の件で、またさらにクラファンの考え方も変わっていきそうです。