今はネットを通じていろいろ勉強できて、本当にいい時代だなと思います。
自分が子供のころももちろんインターネットは存在していましたが、圧倒的に今の方がいろんな意味で進化していますね。
こんな時代を生きる子供は羨ましいし、この環境で勉強を続けている子供が大人になったら、僕ら世代なんてあっという間においていかれそうです。
勉強した気になっているだけ
その一方で、YouTube学習が無駄である理由、という記事がありました。
YouTube学習がほぼ無駄である理由 学びを「血肉」にする方法 – ライブドアニュース
僕らのように勉強が義務ではない大人と、テストが頻繁にあり勉強が義務の子供とでは、勉強に対する取り組み方が違います。
自分自身もどこか経験のある話ですが、勉強した気になっているだけ問題というのは、大人でも共通していることです。
その最たるところはYouTubeかなというところ。
これ自体は自分自身も気になっているところでもあります。
YouTubeは優れたコンテンツが多いですが、勉強した気になっているだけ、というところに繋がることは多そうです。
なにかを説明しているYouTubeもとてもよくできていますが、わかったような気になっているだけ、勉強したような気になっているだけ、要するに実はなにも身につけられていないというのは、大人も子供もありそう。
この原因は、YouTubeはわかりやすすぎると思うんですよね。
なんでも図解で丁寧に説明してくれますからね。それだけに、そうなった気がしているだけ、ということです。
自分自身が動画のオールテロップをやらない理由や、図などを一切いれない理由は、ああいうものが分かった気になる人を量産してしまう原因になると思っているからです。
ただ、そういうものの方が動画としては好まれることもよくわかっています。
音声学習がおすすめ
自分自身もVoicyのリスナーでもあり、パーソナリティでもあります。
Voicyをはじめ、音声学習は、このわかった気になる、やった気になる感が少ないんですよね。
というのも、ヴィジュアルイメージがありませんから、頭の中できちんと理解していないとついていけなくなるんですよね。
だから、自然と理解が進む、ということになるのです。
こういうのは、実際に自分が音声配信を初めて気づいたことでもありました。
勉強の仕方を勉強すべし
今はネット環境のおかげで、勉強の仕方を知っている人は、この環境を活かし無料でいくらでも勉強ができます。
しかし知らない人は、ただネット環境により無駄な時間を過ごすことになります。(たまにはそういう時間もいいけどね)
勉強したいという若者は、勉強をするのではなく、まず勉強の仕方を勉強すべきなのでしょうね。
これは人によっても違いますから、自分にあった勉強とはなんだろうということを模索するのがいいでしょう。
人によってはインプットよりアウトプットを増やした方がいい人もいますし、教科書を模写するだけでいいという人もいますし、千差万別です。
自分の場合はアウトプットが向いているなと思っているので、こういったブログを書いたりVoicyなどでしゃべることが、自分の理解に直結しています。だけどこれも人によりけり。
2022年、世の中では多くのことが起きています。先日の授業でも同じことを学生に言いましたが、一生勉強です。