現在、地球から最も遠いところにある人工物。
それがボイジャー1号です。
故障中のボイジャー1号
まさに夢とロマンが詰まったプロジェクト。
はるか遠いところを飛んでいて、もう2度と地球に戻ってくることはありません。
打ち上げられたのは、なんと1977年のこと。
現在もまだ稼働中で、地球と交信ができます。
ただ残念ながら、ちょっと壊れているようで。
記事によれば
「これに加えてボイジャー1号は地球から240億km以上も離れています。そのため地球か命令を送って、ボイジャー1号の反応が返ってくるのに往復45時間もかかってしまいます。」
とあります。
これはなかなか時間がかかる作業ですね。
電池が切れても飛び続けるボイジャー
もう少しAIが進化したら、AIを搭載した宇宙探査機が打ち上げられるかもしれません。
そうすれば、なにかトラブルがあったときでもその場で対応してくれそうですね。
まぁこういうのは夢のある話です。
このボイジャーにはゴールデンレコードという、地球や人間に関する情報が詰まったレコードが搭載されています。
そういったものを宇宙人が見つけ、遠い宇宙のどこかに文明のある星があったんだな、ということに気づいてくれるかもしれません。
もちろん、かなり少ない可能性ではありますが。
ボイジャーはあと数年で電池が切れてしまうのですが、電池が切れても宇宙空間なのでゆっくりと飛び続けることには変わりません。
宇宙人がボイジャーを見つけたとしても地球でそれを確認できないので宇宙人の発見とはいきませんが、ロマンのある話です。