名刺交換で「頂戴いたします」は間違い!?正しい言い方とは


これはニュース読み配信の文字起こしをブログ化したものです。

日常会話の中で、何気なく使っている言葉が、実は正しい日本語ではないかもしれません。例えば、アドバイスをもらった時に「参考になりました」と言ってしまうことがありますが、これは上から目線に聞こえるそうです。目上の人や経験を積んだ人に対しては、「大変勉強になりました」と言うのが適切です。

名刺交換の際の「頂戴いたします」は二重敬語でNG!

名刺交換の際、「頂戴いたします」と言ってしまいがちですが、実はこれは二重敬語で間違いなのだとか。「頂戴」と「いたします」という丁寧な言葉が合わさっているため、日本語としては正しくないそうです。名刺交換の際は、「頂戴します」と言うのが適当だそうです。

丁寧すぎるのもマイナス?「慇懃無礼」という言葉

丁寧すぎるのもよくないようです。「慇懃無礼」という言葉をご存じでしょうか。上辺は丁寧だけど、その実、失礼な態度を取ることを指すそうです。礼儀正しすぎて、かえって胡散臭く感じられることがあるのかもしれません。

初対面の相手の名前を聞く時は「フルネームで」

初対面の相手の名前を知りたい時、「下の名前を教えてください」と言うのは不適切だそうです。名前は一つだけで、上も下もありません。そんな時は、「お名前をフルネームで教えていただけますか?」「フルネームをお伺いしてもよろしいでしょうか」というように言いましょう。

紫式部の本名は不明?創作上の名前「まひろ」の真相

少し脱線しますが、紫式部の本名は実は分かっていないそうです。「まひろ」というのは創作上の名前で、由来は不明とのこと。事実と創作の境目が曖昧になることがあるのは、昔の人物についてはよくあることなのかもしれません。