これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです。
GMOが従業員に「月1万円まで」のAI利用手当を支給する制度を始めたって話題になっています。
これ、もう本当に「羨ましい話」しか出てこない(笑)。でも、この動きを見てると、今まさに「AIを使うことが当たり前になる時代」に入ってきてるんだなと実感します。
第1章:AIを使うことが“当たり前”に?企業が支援金を出す理由
まず、この制度、「AIブースト支援金」と名付けられていて、従業員が仕事でAIツールを使うための費用を会社が補助してくれるというもの。たとえば、ChatGPTの有料プランや、画像生成系のStable Diffusion、音声合成や動画編集系のAIなど、業務に関連するサービスへの課金費を月1万円まで支給されるんです。
これ、個人的にもめちゃくちゃ共感できます。だって私も現在、複数のAIサービスを使っていて、毎月ざっと100ドル(約1万5千円)近くは課金してますからね。無料のものもあるけど、やっぱりプロ仕様の有料版を使うと作業効率が全然違う。例えば今日も新しい企画のシステム構築をAIを使ってパパッとやってましたけど、昔だったらプログラマー雇って何週間もかかるところを、数時間で片づけられちゃうんです。
だから、会社が「AI使ってくれてありがとう!」って感じで経費として認めたり、さらには支援金まで出してくれるのは、もうすごく理にかなってると思うんですよね。
第2章:複数のAIを“組み合わせ”で最大限に活用!
また面白いのは、この制度、ただ「AIを使えればいい」という話じゃなくて、「複数のAIを推奨している」点です。つまり、1つのAIだけを使うんじゃなくて、それぞれの得意分野を活かして複数使い分けろってこと。
たとえば、文章作成ならChatGPT、画像作成ならMidjourney、音声ならSpeechify、動画編集ならRunway……みたいに、目的別に使い分けることでよりパワフルに仕事ができるようになります。
私も最近は複数のAIを同時に動かしながら仕事を進めています。チャット系の生成AIもいくつか並列で使って、それぞれの結果を比較したり、補完し合ったりすることで精度を上げています。これはもう、AIなしでは考えられないスピードと質ですね。
第3章:AIを使う会社と使わない会社の“格差”
そしてここが一番重要なんですが、こういったAI活用を積極的に推進する会社と、逆に「AI使うなんてズルい」みたいな風土の会社では、明らかに生産性に差が出始めているんです。
同じ人数、同じ給与体系でも、一方はAIを使って業務効率を高め、もう一方は地道に人手で処理してる…そりゃあ差がつくよねっていう話です。
特に日本だと、まだ「AIを使うことに抵抗がある」「導入に慎重すぎる」という企業も多いかもしれません。でも、すでに海外の大手企業なんかは、GoogleとかMicrosoftが自社開発したAIツールを従業員に使わせる方向に進んでいます。
そうなってくると、日本の企業も「うちもやらなきゃまずいかも…」っていう流れが加速していくんじゃないかと思います。実際、GMOさんは以前からテクノロジーに対する反応が早い会社で、コロナの時もいち早くリモートワークを導入したり、オフィスを縮小したりしていたので、今回のAI支援金も頷けますね。
まとめ:AI手当が広がる未来へ
というわけで、今回ご紹介した「AI利用手当」。月1万円という額は決して小さくないですし、従業員にとっても大きなサポートです。それに加えて、複数のAIを自由に使える環境というのは、仕事の幅やスピード感を大きく変える可能性があります。
今後、こういった制度を取り入れる企業が増えていけば、日本のビジネス全体の生産性もグンと上がっていくんじゃないかなと期待しています。もちろん、個人でもAIをうまく活用していかないと置いていかれてしまうかもしれませんね。