Siriの強化はどうなる!iPhoneに搭載されるAIはどれになるのか


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです。

AppleがChatGPT以外のAIを検討中!?

皆さん、こんにちは!今日は、iPhoneユーザーの皆さんにとって、ちょっと気になるAIの話題をお届けしたいと思います。

これまでAppleは、自社のAI「Siri(シリ)」の強化に力を入れてきたんですが、どうもなかなかうまくいっていないらしい、という記事が出ていたんですよ。

そこで、なんとAppleは、あのChatGPTだけでなく、**GoogleのGemini(ジェミニ)**や、**Anthropic(アンソロピック)のClaude(クロード)**のいずれかをSiriに組み込むことを検討している、という情報があるんです!

もともとAppleは、自社の「Apple Intelligence(アップル・インテリジェンス)」の核となるAIとして、OpenAIのChatGPTと連携していく、という方針だったはずなんですよね。

でも、いくつかの問題が出てきているようです。

まず、一つ目の問題は、中国での利用です。ご存知の通り、中国ではChatGPTが使えません。なので、中国版のiPhoneでは、ChatGPTとは別のサービスを使っている、という話も聞きます。

これってつまり、Apple Intelligenceが、ChatGPTじゃなきゃ動かないような仕様にはなっていない、ということなんじゃないかな、と僕は思っているんです。最初から、中国市場も視野に入れて、いろんなAIと連携できるように設計されていたのかもしれませんね。

そして、もう一つ。AppleとOpenAIの関係が、実はあまり良くない、という話もちらほら出ていたんですよ。そんな中で、「OpenAI以外のAIに乗り換えるんじゃないか?」という報道が、最近ちらほらと出てきている、というわけなんです。

以前はGeminiを使うんじゃないか、という話もありましたが、今はクロードも選択肢に浮上しているようです。Siriの裏側で、ChatGPT、Claude、Geminiのいずれかが動く、なんていう選択肢が生まれる可能性もある、ということなんですね!

AppleがAI検索企業を買収?Googleとの関係にも変化が?

さらに、Appleは今、「Perplexity(パープレキシティ)」というAI検索サービスを、買収する動きも見せている、という情報もあります。

Perplexityは、まさに「AI検索」のサービスなんですけど、このAI検索って、今後もっともっと便利になっていきますよね。

Appleはこれまで、Googleに巨額のお金を払って、Google検索を使わせてもらっていた、という話があるんです。でも、そのお金を払い続けるのがちょっと…ということで、Appleは独自に検索システムを開発するようになったんですが、時代はもう「AI検索」の時代!

AppleはAI分野ではまだ Google や Microsoft に比べると弱いと言われているので、そう考えると、このPerplexityを買収するというのは、かなりあり得る話なんじゃないかな、と僕は思っています。

ブルームバーグの報道によると、SiriにサードパーティのAIモデルを組み込むAppleの計画はまだ初期段階だそうですが、Appleは引き続き自社開発のモデルを使用することも検討しているとのこと。つまり、独自でAIを開発するのも視野に入れながら進めている、ということなんですね。

Apple IntelligenceでChatGPTとの連携を果たす、と思っていた矢先に、Anthropic(クロード)の名前が浮上してきた、というのは、非常に興味深い話です。今後どうなっていくのか、注目ですね。

AIの覇権争い!?選べるAIはユーザーのメリットに

ご存知の通り、MicrosoftはOpenAIにがっつり投資していて、MicrosoftのサービスはChatGPTが核となっていますよね。

AmazonはAnthropicに多額の投資をしているので、AmazonのAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」にClaudeが搭載される、なんて話もずいぶん前からありました。そしてGoogleは、もちろん自社のAI「Gemini」があります。

これで「三つ巴の展開になるのかな?」と思っていたら、ここに来てまた、その構図が乱れ始めている、という状況なんですね。

AnthropicのClaudeも非常に優秀なAIなので、SiriのAIが仮にClaudeになったとしても、全く問題なく使えるはずです。ChatGPT、Gemini、Claude、この3つの会社であれば、どれがSiriに搭載されたとしても、ユーザーにとっては十分なAI体験が得られると思います。

正直、どのAIになったからといって、困る人はほとんどいないんじゃないでしょうか。よほどのこだわりがある人は別かもしれませんが、普段から色々なAIを使っている僕としては、「SiriがChatGPTじゃなくてAnthropicになったからiPhoneは使いたくない!」なんて言う人は、まあいないだろうなと思います。

なので、Appleがどの会社と組むか、というのは、そこまで重要なことではないのかもしれません。どちらかというと、Appleの方針とどれだけ合わせられるか、という話なのかな、と。

とは言え、AIも一つの会社に絞るのではなく、おそらくユーザーが選べるようになるのが、これからの時代の流れだと僕は思っています。昔はブラウザも「Safariじゃないとダメ」なんて時代もありましたが、今は独占禁止法も厳しいですし、特定のサービスしか使えないような設計にすると、後でまた怒られてしまいますからね。

Appleもそういったことを考慮して、かなり柔軟にAIを選択できるような仕組みになるんじゃないかな、と僕はなんとなく思っています。

どうなることやら、という感じですが、今のタイミングではApple IntelligenceにChatGPTが入っていますが、今後変わってくるかもしれません。SiriにAIが搭載されて、より便利になっていく世の中が来るのは間違いありませんから、どのAIが使われるのか、あるいは選べるようになるのか、今から楽しみですね!