人は宇宙で暮らせるか


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです


さて、今日の話はですね、ちょっと気になるニュースを見つけたので、そちらからご紹介したいと思います。ニュース読みのコミュニティに貼ってあったんですが、こんな記事がありました。

「人は宇宙で暮らせない。ガンダムの生みの親、富野監督のスペースコロニー否定で会場騒然」

…いやぁ、これは盛り上がりますよね!(笑)

ガンダムといえば、富野由悠季監督が生み出した、宇宙に進出してスペースコロニーと地球側で戦争する、なんていう壮大な物語が舞台になっていますから。まさか、その「生みの親」が「宇宙では暮らせない」って言っちゃった、と。会場が騒然となるのも無理はないですよね。

でも、まあ、実際問題、宇宙で暮らすのって、やっぱり大変だなとは思いますよね。ガンダムのイメージが強いから、「2025年にもなればスペースコロニーとかできてんのかな?」なんて子供の頃は思ってましたけど、現実問題、なかなか難しいですよね。

というわけで、今日はこの「宇宙で暮らす」ということについて、ちょっと考えていきたいなと思います。短い時間ですが、お付き合いください!

スペースコロニー、どうやって建てる?建設資材の調達が最大の壁!

まず、スペースコロニーって、どうやって作るんだろう?っていう話じゃないですか。

考えてみてください。あれ、とてつもない質量ですよね。今、ISS(国際宇宙ステーション)ってありますけど、あれはそんなに大きくないからまだいい。でも、スペースコロニーって、べらぼうにでかいわけですよ。だって、そこにたくさんの人が住むわけですから。

そこで問題になるのが、「資材、どっから持ってくるの?」ってことなんです。何もないところから物は生まれないわけですから、その物質を地球から打ち上げなきゃいけないですよね。

でも、あのとてつもない量の物質を、どうやって地球から打ち上げるんですか?って話になると、いやぁ、これはなかなかハードルが高いな、と思うんです。

ガンダムの世界では、この問題ってどうやって解決してたんでしたっけ?ユニコーンガンダムとか、宇宙世紀が始まる頃の話とかで、スペースコロニーをどうやって作った、みたいな話ってありましたっけ?ちょっと僕もガンダムはちょこちょこ見てはいるんですけど、全部を把握してるわけじゃないので、抜け落ちてる部分があるかもしれません。外伝とかにはあるのかな?

でも、普通に考えて、あの質量のものを地球からロケットで打ち上げるのは、かなり無理があるんじゃないかな、と。

じゃあどうする?っていうとこですよね。

「月を開拓して、月から物資を持ってくる」っていうのも一つの手ですが、月って中身がすっからかんだから、あんまり質量ないと思うんですよね。

そこで出てくるのが**「宇宙エレベーター」**です!

宇宙世紀じゃないんですけど、宇宙エレベーターが話の重要な要素として出てくるガンダム作品がありましたよね。あの頃は、ちょうど宇宙エレベーターっていう概念が盛り上がっていた時期だったんですよ。その後に出てきたユニコーンガンダムなんかでも、宇宙エレベーターの話がちょっと出てきたような気がします。

ただ、初代ガンダムの頃には、多分宇宙エレベーターの概念はなかったんじゃないかな、と。あの時代にはまだなかったでしょうね。

宇宙エレベーターがあれば、ロケットよりもはるかに安く宇宙に行ける方法にはなるんですが、そのためには、めちゃくちゃ頑丈で、めちゃくちゃ軽い「糸」(糸と呼んでいいのか分かりませんが)のような素材が必要なんです。しかも、その素材を1メートル作るのに、莫大なお金とエネルギーがかかるらしいんですよね。だから、それもそれで、結構現実的ではないのかな、というのが正直なところです。

つまり、スペースコロニーを作るには、まずその膨大な量の物質をどうやって宇宙に運ぶか、というところが最大の課題なんですよね。子供の頃は、「遠心力で疑似的な重力を作って、ああいう風に住んでるのかな」なんて夢見てましたけど、実際は、かなりのハードルがあるな、と思います。

宇宙開発のモチベーションは?人類の未来と地球の人口

まあ、現実味のない話ばかりしても仕方がない、というところなんですが、今後も宇宙開発は進んでいくでしょうから、どうなっていくのか、ちょっと楽しみですよね。

あと、ちょっと話は変わるんですが、地球の人口って、2100年をピークに下がっていく、という話もあるんですよね。そうなってくると、そもそも「宇宙に行く必要」があるのか、という点も気になります。

地球の人口が爆発するから宇宙に行く、という理由が、もしかしたらなくなっていくかもしれないんです。もちろん、太陽に飲み込まれる前に、とか、新しい資源を求めて、という理由なら分かるんですが、地球の人口爆発が理由、というのは、2100年頃にはもうなくなっている可能性もある、と。

そうなると、科学技術、そして宇宙開発のモチベーションがどう保たれていくのか、というのも、個人的には気になるところですね。

個人的には、こういう宇宙の話はすごく好きなんです!子供の頃に思い描いていた未来の時代にはなってきたんですが、なかなか宇宙開発に関しては、思った通りにはいかないな、というところはありますね。

普段はAIとかNFTの話ばかりしていますが、たまにはこういう大好きな話もしたいな、と。Voicyでもちょこちょこ話していますが、今日はこの「宇宙に住む」というテーマでお話しさせていただきました。

それでは、また次回も聞いてください。さよなら!