これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
僕が愛してやまない横浜F・マリノスについて、非常にショッキングな報道がありました。親会社である日産自動車が、経営不振を理由に、クラブを売却する検討に入ったというのです。
「マリノスどころではない」日産の厳しい現実
正直なところ、このニュースを聞いても「ついに来たか」という思いが強かったです。近年の日産の経営状況は、サポーターの目から見ても、決して楽観視できるものではありませんでした。先日、長年操業してきた追浜工場を閉鎖するという大きな決断を下したことからも、その深刻さが伺えます。
工場閉鎖によって、多くの従業員や下請け企業が路頭に迷うかもしれない。そんな状況で、「サッカークラブを支援している場合ではないだろう」という声が社内から上がるのは、当然のことかもしれません。僕も一人のマリノスサポーターではありますが、日産の社員であれば、そう思ってしまう気持ちも理解できます。
親会社が変わるのは、もはや珍しいことではない
Jリーグの歴史も長くなり、クラブの親会社が変わることは、もはや珍しいことではなくなりました。鹿島アントラーズはメルカリに、ヴィッセル神戸は楽天に、町田ゼルビアはサイバーエージェントに。時代を象徴する勢いのある企業が、クラブの経営に参画する。それは、リーグが発展していく上で、むしろ健全な姿なのかもしれません。
報道によれば、すでに複数のIT企業に売却の話が持ちかけられているとのこと。横浜という土地柄を考えれば、DeNAあたりが名乗りを上げる可能性もあるかもしれません。
変わるものと、変わらないもの
親会社が日産でなくなることには、もちろん寂しさもあります。しかし、大切なのは、クラブが良い方向に進んでくれることです。
今、マリノスはJ1残留をかけた厳しい戦いの真っ只中にいます。親会社の経営不振と、チームの成績不振が、まるで連動しているかのような、苦しい状況です。
神奈川県のシンボルである日産自動車にも、そして僕たちの横浜F・マリノスにも、なんとかこの苦境を乗り越えてほしい。今はただ、そう願うばかりです。
このニュースの真偽はまだ分かりませんが、一人のサポーターとして、クラブの動向を静かに見守っていきたいと思います。