これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
先日のAmazonプライム感謝祭で購入したものについて、少しお話ししたいと思います。
僕が今回手に入れたのは、内蔵用のハードディスクを最大5台まで、外付けUSBディスクとして使えるようにする「ハードディスクケース」です。
実は最近、パソコンに内蔵しているハードディスクの調子が悪く、作業中に読み込みが途切れてしまうことが頻発していました。そこで、古い外付けケースで試してみたところ、動作が安定したため、これを機に新しいものを購入することにしたのです。
引き出しの奥で眠っていた、過去の遺産
なぜ、5台も接続できるものを選んだのか。それは、僕の家の引き出しに、使われなくなった古いハードディスクやSSDがたくさん眠っていたからです。
ハードディスクやSSDには寿命があり、古くなったものをメインのデータ保存に使うのは危険です。そのため、「とりあえず取っておこう」と仕舞い込んでいたものが、いつの間にか溜まってしまっていたのです。
今回、この新しいケースを使って、それらのディスクを全て初期化し、再活用することにしました。読み込み時に「カチカチ」という異音がする、寿命末期のディスクは処分しましたが、まだ使える4台を接続。これで、大容量の作業用スペースが確保できました。
データの「使い分け」で、寿命を延ばす
ハードディスクは、データの読み書きを繰り返すことで、少しずつ寿命が縮まっていきます。「ブラックキャットハロウィン」の制作のように、大量のデータを頻繁に扱きかう作業は、ディスクにとって大きな負担です。
そこで僕は、今回復活させた古いディスクを「作業用」としてガンガン使い倒し、完成した大切なデータは、新しいハードディスクに「保管」する、という使い分けをすることにしました。こうすることで、大切なデータを守りつつ、機材の寿命を最大限に延ばすことができるのです。
Windowsの機能で、複数のディスクを仮想的に一つにまとめる「RAID」という方法も検討しましたが、今回はより安全な「使い分け」を選択しました。
たかがハードディスクケース一つですが、これによって制作環境は格段に快適になりました。この新しい相棒と共に、最高のハロウィンを皆さんにお届けできるよう、引き続き制作に励みたいと思います。