これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
さて、先日、読売ジャイアンツの長野久義選手が現役引退を発表し、大きな話題となりました。そして、それ以上に僕が注目したのは、彼が引退後のセカンドキャリアとして「大学院への進学」を選んだ、というニュースです。
大人になってからの「学び」
プロ野球選手が引退後、コーチや解説者になる、というのはよくある話です。しかし、長野選手のように、全く新しい分野で学び直す、という選択は、非常に素晴らしいことだと僕は思います。
実は、僕が授業を持っている大学でも、社会人になってから学び直しのために通っている学生さんが、年々増えています。昨日も、会社員をしながら僕の授業を受けたい、という方から連絡がありました。僕の授業はフルリモートなので全く問題ありませんが、そうした意欲的な方がいることは、教える側としても非常に嬉しいことです。
大学院は、いつでも行ける場所
「大学院」と聞くと、多くの人は大学卒業後、そのまま進学する場所、というイメージを持っているかもしれません。しかし、僕は全くそうは思いません。むしろ、社会に出て様々な経験を積んだ後だからこそ、大学院で学ぶ意味がある、という側面もあるのではないでしょうか。
最近は、芸能人の方でも、大人になってから大学や大学院に通い、新しい知識を身につける方が増えています。ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが大学に通っていたのも、記憶に新しいですよね。
僕自身の可能性と、これからの時代
僕自身、大学には行っていませんが、だからこそ、いつか大学院で専門的なことを学んでみたい、という気持ちもあります。もしかしたら来年あたり、「大学院に入学しました」なんて報告をしているかもしれません。
「学び」に、年齢やタイミングは関係ありません。いつでも、誰でも、学びたいと思った時に、その扉は開かれている。長野選手の新しい挑戦は、そんな当たり前で、しかし忘れがちな大切なことを、私たちに思い出させてくれたように思います。
彼の新しい人生を、心から応援したいと思います。