これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
最近、お笑い芸人さんの間で、この「X離れ」が進んでいるそうです。
その背景には、一体何があるんでしょうか。
素顔を見せるSNSと、「芸風」のギャップ
記事によると、その理由の一つは、「SNSで見せる素顔と、芸風とのギャップ」にあるようです。
例えば、毒舌やヒール(悪役)キャラが売りの芸人さんが、SNSでめちゃくちゃ良い人そうな一面を見せてしまったら、なんだか興醒めしちゃいますよね。
これ、僕が昔やっていたヴィジュアル系バンドと全く同じ悩みです。
ヴィジュアル系バンドマンって、ミステリアスな世界観が命。だから、日常や素顔を見せるSNSとは、本来、めちゃくちゃ相性が悪いんです。僕らの世代がSNSを始めた頃は、「Xなんてやらない」って公言しているバンドマンも、結構いました。
芸人さんも、それと同じ。
SNSの「距離の近さ」が、自分の作り上げた芸風を壊しかねない。そのリスクを考えて、距離を置く人が増えている、というのは、すごく分かる気がします。
人類には、SNSは早すぎる
そして、もう一つの大きな理由。それは、「自分にとって嫌な投稿が、否応なく流れてきてしまう」こと。
タイムラインが、心ない誹謗中傷や、見たくもない社会問題で埋め尽くされる。面白いことを届けたいはずの芸人さんにとって、それが自分のペースやメンタルを乱す原因になる、というのは、想像に難くありません。
僕、いつも言ってるんですけど、人類には、SNSは早すぎるんですよ。
なぜなら、僕らの脳は、SNSに溢れる膨大な情報を、正しく処理するようにはできていないから。
先日、小野田さんのXが話題になっていました。
小野田さんが「私はバイクに乗ってない」と投稿したら、「バイク乗るんですね!嬉しいです!」というリプライがついて、それに対して小野田さんが「テキスト読め」と返している、というやり取り。
これこそが、僕らがSNSを使いこなせていない、何よりの証拠です。
どんなに自分が注意していても、相手が勘違いすることも、自分が勘違いすることもある。SNSには、そういうすれ違いのリスクが、常につきまとっているんです。
芸人さんたちの「X離れ」。
その気持ち、痛いほど分かります。僕らも、そろそろSNSとの付き合い方を、もう一度見つめ直す時期に来ているのかもしれませんね。