人類にはSNSは早すぎたが音声配信はちょうどいい話


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです

さて、今日は、先日あった宇多田ヒカルさんの「炎上」騒動について、少しだけ話をさせてください。
蕎麦屋でのエピソードをX(旧Twitter)に投稿したところ、それが思わぬ形で炎上してしまった、という件です。

このニュースを見て、僕が改めて感じたのは、「やっぱり、人類にSNSは早すぎた」ということです。

なぜSNSでは、誤解や炎上が生まれるのか?

僕がなぜそう思うのか。
それは、僕らの脳が、SNSに溢れる膨大な情報量を、正しく処理するようにはできていないからです。

短い文章、切り取られた言葉。
僕らは、その断片的な情報だけで、物事を判断し、脊髄反射でリプライを送ってしまう。その結果、本来の意図とは違う形で情報が伝わり、誤解や炎上が生まれてしまうんです。

実は先日、僕も、AI音楽に関する少し踏み込んだ内容を、noteではなく、あえてVoicyの音声配信で発信してみました。
もし、あれを長文ツイートにしていたら。もし、noteの記事にまとめていたら。きっと、AI音楽に反対する人たちから、たくさんの批判的なリプライが飛んできて、炎上していたかもしれません。

でも、音声配信にしたことで、結果的に、炎上は起きませんでした。
なぜなら、アンチや、脊髄反射で批判したい人たちは、わざわざ音声配信を聞いてまで、文句を言おうとは思わないからです。

人類の成長スピードに合わせた、究極の発信方法

これこそが、僕が「音声配信」に、大きな可能性を感じている理由です。

音声配信って、一見すると、非効率ですよね。
文字で読めば一瞬で終わる内容を、何分もかけて、ゆっくりと話す。

でも、その「非効率さ」こそが、今の僕ら人類の、未熟な脳の処理能力に、ちょうど合っているんじゃないか。僕は、そう思うんです。

1.5倍速や2倍速で聞く人もいるかもしれませんが、基本的には、人間が喋るスピードで、人間が聞く。そこには、情報量の「無茶」がありません。

そして、何よりも、声の「ニュアンス」が伝わる
同じ言葉でも、どんなトーンで、どんな文脈で語られるかによって、その意味は全く変わってきます。文字だけでは伝わらない、その微妙なニュアンスを伝えられるのが、音声配信の最大の強みです。

もし、宇多田ヒカルさんが、あの蕎麦屋の話を、Xではなく、Voicyのような音声配信で、「いやー、この前さぁ」なんていう、ちょっとした雑談として話していたら。
きっと、あんな風に炎上することはなかったんじゃないかな、と。

拡散力で言えば、文字の方が圧倒的に強い。それは、僕も分かっています。
でも、だからこそ、僕は、この「音声配信」という、人間の成長スピードに寄り添った、丁寧な情報発信の方法に、こだわり続けたい。

そんなことを、今回の宇多田さんのニュースを見て、改めて思ったのでした。