これからの新時代、重要なキーワードになってくるものの一つが「信用」といわれています。
今までももちろん信用は大事ですが、これまでは信用度が低い人だからといって、生活にはそこまで影響はなかったですよね。
ですが、今度から信用度が下がると生活に直結することになるのでは、という話があります。
中国は新時代の最先端
中国で、借金している人が近くにいると通知がくるアプリ、なるものが登場したようです。
「借金している人が近くにいると通知を送るアプリ」が中国で登場
こんなのなんのために、と思いそうですが、中国ではこの信用度というのが社会の中でも重要なテーマになりつつあります。
キャッシュレスが進んでいる中国ですが、この信用度が下がるとキャッシュレスのお金の利用に制限がかかるといったことがおきます。今後は信用度が下がることによって受けられるサービスに差がでるといったことも起こり得る可能性があります。
これは中国だけではなく、最終的には世界全体で起きることかもしれません。
これは安心か、監視か
信用度といってもちょっと曖昧な言い方ではありますね。
例えば無人コンビニが広がりつつありますが、こういった無人コンビニでの万引きなども信用度へ直結します。信用度が下がると暮らしにくくなるため、自然と万引きをしなくなる、ということです。
外での振る舞いなんかもそうでしょうね。マナーの悪い人は、もしかしたら監視カメラなどでバレてしまって、信用度が下がるかもしれません。学校でも、いじめっ子は信用度が下がるかもしれません。
ネットでももちろんこれは起きると言われています。どんなにいい人でもネットで暴言を書いたりしている人はしっかりバレて信用度が下がるかもしれません。違法ダウンロードなんかもそうです。
このシステムによって、自ずとマナーはよくなるかもしれません。要するに「お天道様が見ている」状態です。言い方を変えれば究極の監視システムです。
先程の記事によると、中国政府は2020年までに国民評価システムの制度を作るとあります。
コンピュータ、テクノロジー、通信システムなど、多くの技術の進化が生活の基盤システムにまで影響を与えるレベルまで来ています。ここから社会はどう変わっていくのでしょうか。