今日はいよいよ摩天楼オペラのニューシングル『Invisible Chaos』フラゲ日です。
フラゲ、というのはフライングゲットの略ですが、要するに発売日よりも早く店頭に並び、購入することをいいます。ちなみにフライングゲットは和製英語ですので、外国の方とお話するときは気を付けてくださいね。
CDは一般的には水曜日が発売日ですが、火曜日には店頭に並びます。
なぜフラゲができるのか
CDはなぜフラゲができるのでしょうか?
これは、水曜日に全国で一斉に発売するために火曜日のうちには商品が店頭に並ぶからです。
でも発売日は水曜日ですよね?そうなんです。
でも、もう商品はお店にあるわけですし…売っちゃえ!
ってことで、音楽の世界は一般的にはフラゲが可能になっています。
フラゲは違法ではないの?
ではフラゲは違法ではないのでしょうか?違法ではありません。
CDの発売日というのは法律で定められているわけではなく、販売元とお店の契約によって定められています。法的には完全にセーフです。
では、販売元、この場合はレコード会社との契約違反じゃないのでしょうか?
うーん、自分自身は音楽をやっていながら販売元とCDショップがどのような契約をしているかは知りません。ですが、音楽業界の場合はそれを”業界の慣習”としてまったくノータッチのようにも思えますね。
フラゲできる業界、できない業界
同じようにフラゲで有名なのは、週刊少年ジャンプです。ジャンプは火曜日発売ですが多くの地域では月曜には店頭に並び、早いところでは前の週末にはでているところもあるそうです。
彩雨さんは神奈川県出身ですが、神奈川は月曜日には確実に店頭に出ていました。東京の、どこだったかな。たしか新橋とかあのあたりだったと思うんですけど、金曜日だか土曜日に店頭に並んでいるのを子供のころ見たときは、「これが東京か」と思ったものです。
ゲーム業界も以前は同じようにフラゲができました。ただ、最近はゲーム会社自体がフラゲをさせないように売買契約を強めているという話を聞いたことがあります。それでもフラゲができるお店もたくさんあるみたいですけどね。
CDと違ってゲームは1日でも先に始めると攻略では有利にもなりますから、CD以上にフラゲをしたい人は多いかもしれませんね。たぶんそういうのもあって足並みをそろえたい、ということなのでしょうか。
海外ではiPhoneをフラゲできちゃう人もいるそうです。てか、そういう携帯のお店で働いていたら前日に商品をゲットすることはできちゃうかもしれないですね。
というわけで、いよいよ『Invisible Chaos』フラゲ日です。
買ってね!