これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
「Z世代は、片時もスマホを離さず、SNSで楽しそうにコミュニケーションしている」
そんなイメージ、ありませんか?でも、どうやら現実は、少し違うようです。
「スマホ疲れを感じている」と答えた若者は、なんと62.2%。
その原因のほとんどが、「SNS」にある、という調査結果が出たんです。
「デジタルデトックス」とは違う、新しい“距離感”
このSNS疲れから距離を置くために、若者の間で広まりつつあるのが、「アテンション・デトックス」という、新しい考え方です。
「アテンション」とは、「注目すること・されること」。
つまり、誰かを過剰に気にしたり、誰かから過剰に気にされたりすることから、意識的に離れる、ということ。
これは、スマホやSNSを完全に遮断する「デジタルデトックス」とは、少し違います。
生まれた時からデジタルが当たり前だった彼らにとって、スマホやSNSは、もはや生活の一部。完全に切り離すことは、逆に不安を煽るだけ。
だからこそ、彼らは、SNSと「いい距離感」を保つための、新しい方法を模索し始めているんです。
僕らを疲れさせる「3つのアテンション」
では、具体的に、何が彼らを疲れさせているのか。
記事によると、そこには「3つのアテンション」があるそうです。
- 自分に対するアテンション(注目されたい):
「いいね」が欲しい。もっと注目されたい。その承認欲求が、いつしか自分を追い詰めていく。 - 他人に対するアテンション(他人と比べてしまう):
同じタイミングで投稿した友人の写真の方が、自分より「いいね」が多い…。コメントや返信に、いちいちストレスを感じてしまう。 - 情報に対するアテンション(見たくないものまで見てしまう):
タイムラインをスクロールすれば、炎上や誹謗中傷、フェイク情報が、否応なく目に飛び込んでくる。
これ、Z世代だけの話じゃないですよね。
僕自身も、最近は意識的に「X離れ」をしています。昔は、コミュニティに投稿してくれた方全員に「いいね」を押していましたが、今はもう、正直、Xを開くことすら、少なくなってしまいました。
「数字が見えないSNS」があればいいのに
この「アテンション・デトックス」という考え方、すごく面白いと思うんです。
そして、僕が思うに、この問題の根源は、SNSに溢れる「数字」にあるんじゃないでしょうか。
インプレッション数、リツイート数、そして「いいね」の数。
僕らは、この「数字」に、一喜一憂し、他人と比較し、疲弊していく。
だったら、いっそのこと、全ての数字が見えないSNSがあったら、どうでしょう。
もし僕が、サードパーティのXクライアントアプリを作れるなら、間違いなく、そういうものを作ります。
リツイート数も、いいねの数も、インプレッション数も、一切表示されない。
なんなら、引用ポストすら見れない。でも、リプライはちゃんと届く。
これこそが、究極の「アテンション・デトックス」だと思いませんか?
あるいは、もっと極端に、「投稿するしかできないX」なんていうのも、面白いかもしれない。
自分の想いを、ただ一方的に、宇宙に向かって投げかける。その後の反応は、一切見ることができない。
SNSとの繋がりは保ちつつ、過剰な「アテンション」からは解放される。
そんな、新しいSNSとの付き合い方が、僕らには必要なのかもしれません。
まあ、今のXの規約では、おそらく無理でしょうけどね。
でも、そんな「優しいSNS」があったらいいな、なんて、ふと思ってしまいました。