通勤時間は44分がメンタルヘルスの境界線?移動時間の「ちょうどいい息抜き」


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです


今日は、働く私たちにとって非常に身近な「通勤時間」と「メンタルヘルス」の関係についての面白いニュースをご紹介します。

皆さんは毎日、どれくらいの時間をかけて通勤していますか?
実は最近の研究で、「通勤時間は短ければ短いほど良い」というわけではなく、メンタルヘルスにおける明確な“分岐点”があることがわかったそうです。

通勤時間のベストな分岐点は「44分」

先日発表されたアメリカの研究チームによる調査結果(共働き労働者500人以上を対象)によると、通勤時間とメンタルヘルスには「U字型」の関係があるそうです。

具体的には、通勤時間が長くなるにつれて心理的な苦痛は減少し、「約44分」を境にして、それ以上長くなると今度は苦痛が増加に転じる、とのことでした。

つまり、44分以内の通勤時間は、仕事とプライベート(家庭)の心理的な切り替えを助ける「息抜き・リセットの時間」としてポジティブに機能するということです。

20分や30分、長くても40分程度の通勤なら、むしろ気分転換にちょうどいいというわけですね。

ただ、ここで少し事実確認の補足をさせてください。
この研究は主に「アメリカ」の労働者を対象としたものです。アメリカは「車通勤」が中心の社会なので、一人で音楽を聴いたりリラックスしたりできる車内の44分と、日本の「すし詰めの満員電車」で過ごす44分とでは、通勤の質やストレス度合いが全く異なります。
そのため、この数字をそのまま日本の満員電車に当てはめるのは少し難しいかもしれません。

私の通勤時間と移動の過ごし方

皆さんの通勤時間はどうでしょうか?

例えば「電車に乗っている時間は10分」だとしても、家から駅まで10分歩き、駅から会社まで10分歩けば、トータルで30分です。途中でコンビニに寄ったり、乗り換えの待ち時間があったりすれば、あっという間に40〜50分くらいにはなりますよね。
そう考えると、「トータル44分」というのは、多くの人にとって割とリアルで、ちょうどいいタイム感なのかもしれません。

私が昔、バンド活動をしていた頃の話ですが、神奈川県の厚木市から小田急線に乗り、キーボードなどの重い機材を担いで満員電車に揺られていました。
海老名で乗り換えて相鉄線で横浜まで行き、ライブや練習をして…という生活です。厚木から横浜までは、歩く時間も入れるとだいたい50分くらいかかっていたと思います。

遠征で北関東(高崎や宇都宮など)まで電車で行く時はさすがに「遠いな」「乗るな〜」と感じましたが、普段の移動では1時間程度ならそこまで苦にはなりませんでした。2時間を超えるとさすがにキツイですが。

今は昔と違って、電車の中でもやれることがたくさんありますよね。
私は移動中、Voicyなどの音声配信を聴いたり、YouTubeを見たり、ネットを見たりして、少しでも学びや息抜きの時間にしています。(もちろん、ただゲームをして過ごすこともあります)

そういえば20年以上前、昔のiPodにテレビ番組を録画できるシステムを組んで、移動中に小さな画面で映像を見ていた時期がありました。当時としてはかなり最先端の暇つぶしでした(笑)。

私の友人には、大学まで片道1時間半〜2時間近くかけて通っている人もいました。神奈川県の湘南台という駅からさらにバスに乗るような場所だったので、1限目の授業は本当に大変だったと思います。

皆さんの現在の通勤時間は、息抜きになっていますか?それとも苦痛でしょうか?
仕事のプレッシャーとうまく付き合うためにも、移動時間をどうリラックスして過ごすか、見直してみるのもいいかもしれませんね。