摩天楼オペラは2020年に月へ行く


みなさんWikipediaって見ますか?ネットで検索すると、だいたいオフィシャルサイトの次くらいにWikipediaって出てきますよね。なので、意識しなくても一度は見たことある人は多いんじゃないかと思います。

Wikipediaはだれもが自由に編集ができる百科事典のようなものです。悪い言い方をすれば素人がつくる辞書、悪意を持って編集できる辞書とも言え、その信ぴょう性について疑う人も多いです。逆に言えば世界中の人がタイムリーに加筆、修正できるので、信ぴょう性を維持できるという考え方もあります。

Wikipediaが月へ

Wikipediaには多くの情報が掲載されていますが、そのデータを月に送るという計画があるそうです。とてもロマンチックなプランです。

Wikipedia、月へ。地球外バックアップ計画「the Lunar Library」

月にデータセンターを作るとか、そういうことではありません。内容はとてもシンプルなもので、小さな金属板に人間の目では解読不能な小さい文字で掘ったものを送るというものです。これだけのデジタル社会ですが電子データではありません。アナログの文字です。顕微鏡でのぞくと読めるそうです。

もっとも電子データはとても便利ですが、読み込むための機械も必要ですし、永遠に残せるわけではありません。そういう意味では、これだけ便利になったデジタル社会でも、長く情報を残す手法としては金属板に文字を書くという原始的な方法がもっとも有効でもあるのです。ピラミッドの時代に電子データがあっても現代には残りませんが、石に残してくれた情報は、今でも読むことができると、そういうことです。

いったい何のためにこんなことをするのか?ぶっちゃけ誰得な話ではありません。そこにあるのはロマンじゃないですかね。

いつか地球上の生命が突然絶滅しても、月にあるその情報はいつまでも残るでしょう。何万年か後、宇宙人がそれを読んでくれるかもしれません。宇宙人も、少ない情報で英語くらいは理解できちゃいそうですしね。

摩天楼オペラも月へ

さて、今回月へと送られるデータは、2020年の段階での英語版Wikipediaと、各言語の主要ページが含まれるそうです。

みなさんはご存知でしょうか?英語版Wikipediaには摩天楼オペラの項目があるのです。

Matenrou Opera – Wikipedia

In late 2009, Matenrou Opera shared a national tour of Japan with Deluhi. Matenrou Opera covered X Japan’s song ” Kurenai” for the compilation Crush! -90’s V-Rock Best Hit Cover Songs-. The album was released on January 26, 2011 and features current visual kei bands covering songs from bands that were important to the ’90s visual kei movement.

というわけで、僕らの情報も2020年に月面デビューすることになるわけです。人類の歴史と文化とともに宇宙へ旅立ちます。ドキドキですね。


【お知らせ】

9月30日に~祝100万字直前スペシャル~ リアルアヤノ.メ vol.1「ひたすら100万字を書き続けたV系バンドマンが見えた世界」と題したトークイベントを阿佐ヶ谷にて開催することが決定しました。

【祝】彩雨トークイベント、リアルアヤノ.メついに開催決定!!

チケット発売は本日、7月22日午前10時となっています。

楽しいイベントにします!みなさまの参加をお待ちしています!