いわゆるサラリーマンをやったことがない自分がいうのもなんですが、プレゼンテーションでビジネスプランをかっこいいパワーポイントを使って、びしっとかっこよくプレゼンするのってかっこいいイメージを持たれる人も多いかもしれません。
そんなこともあり、昔からパワーポイントの使い方は多くの書籍がでています。しかし、昨今はパワーポイントを禁止する企業も出てきているそうです。
アマゾンもトヨタも「パワーポイント」を使わない | Bizコンパス -ITによるビジネス課題解決事例満載!
本来はプレゼンをわかりやすく説明するためのパワーポイントです。
パワーポイントには際限がない
パワーポイントは使ったことある人はわかるでしょうが、文字がでてきたり写真を表示させたりと、動きで説明するのに合わせて操作しながら進めていくソフトです。
普段の生活でパワーポイントを使う機会はないかもしれませんが、昔はライブの終演後に流す映像で使ったりしたこともありました。あと授業では絶対に使います。
パワーポイントは本格的に使うと、もういくらでも凝ることができます。しかし、その分準備時間も長くなります。ただの説明にこんなにも長い時間をかけて準備するのも変な話で、仕事効率で考えるとパワーポイントを禁止する企業が増えるのもわかる気がします。
優れたプレゼンにパワーポイントはいらない
実は自分自身もパワーポイントの利用はとても否定的な考え方をしています。授業では要点しかパワーポイントに盛り込まず、基本的にはホワイトボードにひたすら書いています。パワーポイントをプリントした紙をもらっても、いったいなんのことだかまったく伝わらないと思います。
でもこれって大事なことで、パワーポイントをものすごく凝って作りそれでしゃべると、しゃべってる方は説明した感があって、聞いてる方は聞いてる感があるんですが、どちらもまったく伝わってないんですよね。それで結局なんのことだか、わかったようでよくわからないと。
優れたプレゼンに、パワーポイントはいらないということです。
あと話す方も、プレゼンの資料に引っ張られてしまうんですよね。なんか理解してないのに原稿を読まれてもまったく内容が頭にはいってきません。原稿を読むだけならゆっくり実況の作成ソフトでもできますからね。離す方も聞く方も、プレゼンテーションのデータに振り回されてしまいがちです。
その場のアドリブ力、聞いている人とのイメージの共有、そういうのがうまくできるといいんですけどね。そのあたりが、プレゼンテーションの難しさでもあるのかなと思います。