日本で実現可能か?アメリカで流行のライドシェアの電動キックスケーター


日本でも電動アシスト付き自転車といった、バイクでも自動車でもない、でも少し遠方まで行きやすいような乗り物に注目が集まっています。

アメリカでは電動キックスケーターが流行しているようです。さらに、所有するのではなく、乗り捨て可能なライドシェアです。

ライドシェアの電動キックスケーター

金額も1分15セントでいいようです。時速25キロ~30キロくらいでるようで、歩くのは少ししんどいかな、というような距離でもすいすいいけますね。

アメリカで「電動スケーター」大ブームの理由(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース

なによりも、このライドシェアというのがいいですね。GPSがついていて、利用者はそのあたりに転がっているやつをQRコードを使って運転可能になるそうです。自転車は駐輪場が必要なのに対して、電動キックスケーターは駐車場、駐輪場は必要ないそうです。これについて、乗り捨てが多いという苦情もでているそうです。

中国でライドシェアの自転車サービスがありましたが、こちらも乗り捨てが大きな問題になっていました。この乗り捨ての問題をクリアできれば、日本でもライドシェアの文化が定着するかもしれませんね。

日本で導入はあるか

こういった電動キックスケーターのライドシェアサービス、日本での導入があるのかというと、法的な問題もありすぐにはなされないでしょう。

日本でも通販などで電動キックスケーターを購入することができますが、法的には運転してはいけないものになっています。そのため、私道でなければ運転することはできません。

警察の見解ですと、電動キックスケーターはいわゆる原付にあてはまります。日本の原付の基準に則ったオプションが必要で、バックミラーなどいくつかクリアしなければならないこともあります。さらには歩道は走行してはいけません。ヘルメットも必要です。日本でも公道を走ることができる電動キックスケーターも販売しています。

同じように、セグウェイという乗り物があります。これもまた日本では行動を走ることができないのですが、気楽に乗れる乗り物として注目が集まりました。

新しい技術、新しい商品はどんどん登場していますが、どうしても法整備が追い付かず、定着する前に消えてしまうというのがもったいないところです。

多くの乗り物が登場すれば、もちろん新しい事故などは起きるかもしれませんが、交通渋滞の解消などにもつながる可能性もあります。個人的には柔軟な対応に期待したいところです!