これで見納め?みんなの財布にある1円玉、大事に保管しておくといいかもしれない!


1円玉の数が減っている、というニュースがありました。

1円玉、出番減る=電子マネー普及で、消費増税追い打ち(時事通信) – Yahoo!ニュース

1円玉って、まぁ見かけることはなくなった、とは決していえないメジャーなコインです。しかし、実は16年から製造してないみたいです。知らなかったなぁ。

1円玉がなくなる?

将来的に1円玉がなくなるかどうかは別として、1円玉の流通量はどんどん減っているみたいです。古いコインは回収し、新しいコインを作ってないのだから当然かもしれません。

その理由としては消費税増税と電子マネーの普及があげられます。

1円玉というのはコンビニやスーパーのような小売店で使うわけですが、そういうところも電子マネーがどんどん普及していくと、たしかに1円玉を使わなくなってくるかもしれません。

1円玉は消費税が導入されてからさらに発行量が増えたと記事にありました。たしかに、100円で買えたものが103円になるわけですから、1円玉が必要になりますよね。消費税が徐々に上がっていき、来年には10%になることが決まっています。

そうすると100円のものは110円になるわけですから、ちょっとキリがよくなりますね。1円玉の流通量が下がるのも分かる気がします。1円玉は作るのに3円かかるそうで、政府としても減るのはアリと思っていることなのでしょう。

そのうちレアな存在になる日もくるのでしょうか…。

実は世界的にもユニークな1円玉

実は1円玉というのは、世界的に見てもとてもユニークなコインなのです。

まずはその形です。重さ1g、半径1センチという、1に由来したその形も特徴的です。なによりも1グラムという極めて軽いコインが特徴的で、水に浮くことができます。世界中にたくさんのコインがありますが、水に浮くコインはとても珍しいのです。この水に浮くコイン、世界で唯一という記述もありましたが、もしそうだとしたらなんかすごいですよね。

1円玉と言えば、裏には木がかかれています。他のコインと違い、1円玉はなんの木なのかわからない、要するにモデルとなった木がない、実在しない木と言われています。これは「若木」ということで、伸びゆく日本を象徴していると造幣局のホームページに説明がありました。

世界をみても、最小額面のコインは減少している傾向があるそうで、アメリカでも1セントコインの廃止論がでているとか。みんなの財布にある1円玉、きれいなやつは保管しておいてもいいかも?